【読書】「子ども集団を動かす魔法のワザ!」
仕事が始まってから…
予想通り、起床時刻が少し遅くなっている、
この3日間、4:45頃に目覚める。
就寝時刻は22:00を過ぎることもあるので、6時間睡眠を取るのならば、それくらいでいいんだけど…
もう少し朝の時間を確保したいところだ。
とりあえず、今週は土曜まであるので、徐々に上げていこう。
今日は、冬休みに読んだ本からアウトプット。
紹介する本はこちら。
冬休みに“読んだ”というよりも、正確に言えば“読み返した”ことになる。
著者の杉渕鐵良先生は、私が今、最も尊敬する先生だ。
とにかく、実践がすごい。
“教育の鉄人”と呼ばれている。
本から吸収できるものはとことん吸収してみようと考え、
冬休みに関連図書を数冊読んだ。
そのうちの1冊だ。
ビシビシくる。
新学期が始まったので、実践もどんどんできる。
今は、いい循環だ。
今回は、ビシッと心に響いたことそ2つにまとめてみる。
①スピードが命!
著書の中で何度も繰り返し出てくるキーワード、それが「スピード」だ。
このスピードというものをさらに場面によって分類している。
- 取り掛かりのスピード
- ハンドスピード
- 動きのスピード(体)
- 心のスピード
- 頭のスピード
これらのスピードを意識することで、クラスは変わる。
私も、以前からこういったスピードは意識していた。
確かに、メリハリがうまれて、リズム感があり心地よい。
が…まだまだであった。
杉渕先生はこんなことを言っていた。
「当たり前にできることを究極まで高める」
私に抜けていたのは、ここだ。
当たり前にできることは、きちっとやる。
それは意識していた。
が、究極まで高める、という視点が抜けていた。
「これでいい」とどこかで満足していた。
授業中、「起立」と言って立たせることがある。
“立つこと”というのは、事情がない限り、当たり前にできることだ。
が、これをある程度で満足しない。
0.5秒で立てなかったらやり直しをする。
ここまでの気概が必要なのだ。
そのためには、とことんやる。
教科書を1秒で机の上に出す。
それを成功させるために、引き出しの一番上に教科書を用意させる。
ちょっとしたことだけど、こういう事前の準備があるからこそ、究極まで高めることができる。
子どもたちに、実際のスピードを体感させるのだ。
体感しない限り「今のスピードが最高」と思っている。
その壁を突き破っていく。
②愛情たっぷり
こういった指導を思い浮かべると、ついつい「厳しい先生」と思うかもしれない。
確かに厳しさはあるだろう。
が、その裏にはとびきりの愛がある。
忘れ物指導の場面。
赤鉛筆を忘れた子には、赤鉛筆を貸してあげる。
そのために、常に50本くらい用意しておくのだ。
こうやって貸してあげていれば、いつの間にか忘れ物をしなくなる。
それでも毎回忘れてしまう子には…
その赤鉛筆をプレゼントするのだ。
丁寧にその子の名前を書いてあげて。
どんなに嬉しいことか。
それならば、わざと忘れてしまいたい。笑
子どもをとことん包み込んであげる。
「毎日、声をかける」ということ。
当たり前に思うかもしれないが、この当たり前をきちっと行うことがいかに大切か。
ザイアンスの法則というものがあるが、
人は、短い時間でもいいので何度も何度も接してくれる方が好意を抱くという。
「毎日、声をかける」だけではない。
「毎日、何度も声をかける」
きっとこういうことが大切なんだと思う。
当たり前のことを究極までやる。
そういった信念が伝わってくる。
自分は…
究極までできていない。
なんとなく…で過ごしている。
壁を突き抜けるためには、ここからさらに進化しなければ!
朝の早起き。
ここから自分を高めていかないと!