【善意が裏目に】僕は先生に無視された!
ちょっとだけ“子どもの立場”で考えてみる。
この視点は、ものすごく大切だと思っています。
例えば…
私は、朝は基本的には教室で子どもたちの登校を迎えていますが、
時に、全員が揃った後に教室に入ることもあります。
その時は、あえて教室後方のドアから入ります。
私の机が、教室の前方にあるので、そこまでに多くの子どもたちの“間”を通りながら進むのです。
そこで、朝一番のコミュニケーションをとる。
ただ、クラスには40人近くの子どもがいます。
この「教室後方のドア」から「教室前方の机」まで歩く間に
クラス全員の子とコミュニケーションをしているか
と問われたら、私は出来ていないことがほとんどです。
この時の“子どもの立場”になって考えてみたのです。
先生は、隣の子には話しかけたけど…
僕はスルーされた。
こういう思いを抱く子って、もしかしたらいるんじゃないかなと。
もちろん、先生(私)は悪気があってそういうことをしているのではありません。
むしろ、子どもたちとコミュニケーションをとれるから、「よいこと」だと思っています。
けど、その一方で、朝一番から「残念」な思いを抱いている子がいたとしたら…
悲しいです。
それは、さすがに考えすぎ!
と思われるかもしれませんが、考えすぎでいいと私は思っています。
極端な例かもしれませんが…
子どもの気持ちをとことん考えることって、時に大切だなって思うのです。