【教師修行】限られた時間の中で…
力をつけたい…!
ずっとずっとずっと…この思いはある。
ここでいう“力”とは、一言で言えば授業力。
それは、教師力とも言うのだろう。
教師の力は、授業に現れる。
常にそう思っている。
だからこそ、学ぶ。
でもね、「学ぶ」だけじゃいけない。
どんなに質の良い本を大量に読んでも…
どんなに質の良い話をたくさん聞いても…
そのおかげで、どんなに素晴らしいことを自分の言葉で語れても…
授業に現れなければ、何の意味もなさない。
口だけじゃダメなんだ。
結局、教師修行というのは、すべて「授業」を介さないと出来るものではない。
理想だけを語っても仕方ない。
どんなに努力をしても…
その方向性や方法が間違っていれば、意味がない。
果たして、自分の今やっていることは、正しい方法であろうか。
もちろん、試行錯誤してがむしゃらにやることだって必要だと思う。
でもね…
もう30代なんだ。
家庭もある。
息子・娘もいる。
時間は限られている。
自分の全精力を、仕事に、授業に注ぐことは、現実的ではない。
10年前なら、それができたかもしれない。
けど、今は違う。
人生において、ステージを上がっている。
がむしゃらな気持ちは忘れずに…
でも、限りある時間をどう生かしていくか。
授業でどう力をつけていくか。
もっともっと焦点を絞って、修行していくことがいいのかもしれない。
あれもこれも…では、結局何も身につかない。