【読書】子供と過ごす時間は、決して無限ではない
今、この本を読み進めている。
TQ-心の安らぎを得る究極のタイムマネジメント (SB文庫)
- 作者: ハイラム・W・スミス,Hyrum W. Smith,黄木信,ジェームス・スキナー,James Skinner
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2009/11/16
- メディア: 文庫
- 購入: 2人 クリック: 18回
- この商品を含むブログ (3件) を見る
ボリュームもあり、かつ得ることも多いので、普段の読書のようにスラスラとはいかない。
じっくりと読んでいこう思う。
昨日、こんな文が目に止まった。
一週間のうち、平均的な父親は子供たちとの一対一の会話にどれだけの時間を使っているだろうか。
数年前の調査によれば、七分間だそうである。一週間でわずか七分。子供と一対一で会話をすることは重要だろうか。
これを読んで、何を感じるだろうか。
「さすがに七分はないだろう」と私は思った。
もちろん、自分自身に置き換えてである。
が、「一緒に過ごしている時間」=「子供と会話をする時間」というのは、決して等しいわけでもないか、とも感じた。
そして、子供と会話をすること…
重要に決まっているではないか!!
この文は、さらにこう続く。
誰もが重要だと言う。確かに、子供との一対一の会話には大きな価値がある。しかし、緊急だろうか。違う。なぜか。子供はいつもそこにいるからだ。
話そうと思えばいつでも話せるという安心感からか、四六時中緊急なことに追われている私たちは、この大いに価値のある活動を後回しにしているのだ。
この文を読んで、グサッと胸に突き刺さるものがあった。
自分も…後回しにしてはいないだろうか。
子供との時間は、永遠…とまでは思わなくとも、無限にあるように思っているところがある。
まだまだ小さい我が子。
けれども、いつまでもそこにいるわけではない。
そんなことを思いながら、ふと考えてみた。
「実際に、子供とあとどれくらいの時間を一緒に過ごせるのだろうか」
ここで言う一緒に過ごす、というのは、子供が成人などして親元を離れるまでのことである。
そこで、ちょこっと計算してみた。
1年は365日。
そして、仕事に行く日数はおおよそ250日。
そこから有給休暇なども使うと考えると、230日。
すると休日は145日となる。
(ここを計算上、約140日とする)
平日(仕事がある日)は、子供と一緒に過ごせる時間はどれくらいあるだろうか。
私の場合だが、朝は会えない。
そして、仮に19時に帰宅したとして、2時間。
平日、子供と過ごせる時間は1日あたり2時間だ。
では、休日は?
ずっと一緒に過ごすとしても、およそ12時間だろう。
(睡眠の時間は別としている)
これをもとに計算してみる。
平日
2時間×230日=460時間
休日
12時間×140日=1680時間
1年(平日と休日を合わせる)
460時間+1680時間=2140時間
あくまで概算だが…
1年間で子供といっしょに過ごせる時間は2140時間。
これをさらに24時間(1日)で割ってみる。
2140時間÷24時間=89.166…時間
つまり、約90日。
1年間で子供と過ごせるのは90日だ。
今、息子は3歳。
とりあえず、小学校を卒業するまでに、と考えると…
あと9年間。
90日×9年=810日
810日ということは…
3年間もない。
息子が小学校を卒業するまでに、いっしょに過ごせる時間というのは、2年とちょっとしかないのだ。
以上は概算であるし、仕事も19時までに帰宅ということを想定している。
けど、大きくはずれていないと思う。
こう考えると…
時間は有限だし、子供たちと過ごす時間も限られている。
今ある1日1日を大切にしなければ…。
今日も休日。
息子、娘とたっぷり遊ぼう。