【拘る】一見“どうでもいい”と思うようなこと
2学期の実践を振り返る。
その中に、「百人一首」がある。
五色百人一首を使っているので、1試合が2分とかからない。
実際にやってみるとわかるが、子どもたちは熱中する。
これは毎年必ず実践したいものの1つだ。
今朝、友人と早朝mtgをした。
その中で、「百人一首」についての話になった。
「どのように取り組んでいるのか」ということ。
特に話題となったのは、百人一首の“始め方”である。
百人一首を始めるときに、
①いつどのように始まるのか(教師が「始ます」と言うのか、行う時間が決まっているのか)
②どのタイミングで机を動かすのか(向かい合わせに)
③札はどこに保管してあるのか
④札は誰がいつ取りに行くのか(またどういう動線で取りに行くのか)
⑤自分の対戦する相手や座席をどうやって確認するのか
⑥お休みの子がいたときにどう対応するのか
⑦自分の座席を忘れたときにどう対応するのか
こういったことを話した。
もしかすると、こういうことはあまり話題にならないかもしれない。
だが、毎日行うとなると、この“始める”までの時間をいかに短縮するか。
そういう視点も大切になる。
私自身も、これまで百人一首を始めるまでにプチストレスを感じていた。
「どうやったらもっと効率よく開始できるのだろうか」
色々と試行錯誤して、とりあえず今ある方法に落ち着いている。
が、これよりももっとしっくりくる方法があるかもしれない。
だからこそ、人の実践は参考になる。
全てが全てまるっきり同じではない。
ほんのちょっとしたどこかに、“違い”がある。
そこに多くのアイデアやヒントが隠れている。
今回は「お休みの子がいたときの対応」に平等性があることを学んだ。
日々の中で感じる、ちょっとしたプチストレス…。
こういうものこそ、じっくりと考えてみる価値がある。
ちょっとしたことだけど、改善の余地が十分にあるのだ。
一見すると見過ごしてしまうようなことに、とことんこだわる。
ちょっとしたことが、実は大きな差となる。
この冬休みに、そういう点を洗い出してみるのも面白いかもしれない。