「七転び八起き」
聞いたことはあるだろう。
転んでも、何度でも立ち上がる。
その精神は、ラグビーのそれに似ている。
ラグビーというのは、1試合の中で幾度となく倒れる。
(ポジションにもよるが…)
その度に起き上がる。
正直、後半の方はスタミナも切れてきて、「このまま横になっていたい」とまでは思わなくとも、立ち上がることに相当の気力が必要なときもあった。
それでも、立ち上がる。
強い精神力とタフさ。
そういったものを表す言葉でもあると思う。
しかし、私はこの言葉も好きだが…
こちらの本を読んでからは、ちょっと違う。
百転び一起き。
この著書から言葉を引用して紹介する。
「七転び八起き」という言葉がある。
ほんとうに転ぶたびに起きられる人がどれくらいいるだろう。
転んで立ち上がろうとしてはまた転び、今度こそはと思ってもまた転ぶ、というのが普通なのではないだろうか。
「最後に立てばよい」のだ。それが「不屈」ということだ。
最後の最後に立てばいい。
物事は、決して全てがうまくいくわけじゃない。
失敗がずっと続くことだってある。
転び続けることだってある。
「転んでばかりで…ちっとも起き上がれない…」
そんなことを思う必要はない。
最後の最後に立てばいい。
私は、こっちの言葉の方が好きだ。