【きっかけは自由】理由なんていらない、いや、何でもいい。
私、高校時代、大学時代とラグビーをしていたんです。
もちろん、どちらもガチガチ体育会系のラグビー部。
今日は、そのラグビーを始めたきっかけについて書きます。
高校時代
私は背が結構高い方だったので、入学当初はそれだけでラグビー部から勧誘の声がかかっていました。
ラグビーというのは、中学まで経験している人は稀なため、高校から初めてやる人の集まりがほとんど。
つまり、“経験者”なんていないも同然なんです。
だからこそ、中学までの運動経験とかはこの時点ではあまり考慮されていないと思います。
が、私はラグビー部の勧誘を断固拒否していました。
全くラグビーなんてやるつもりはなかったし、何より汚いイメージ。
「やってみたい…」「ちょっと気になる…」なんて思いは微塵もありませんでした。
かといって、他にやりたい部活もなく…。
私の高校は、部活入部は強制ではなかったので、別にこのままでもいいかななんて思っていました。
そのため、入学してから4月…5月…と月日は流れます。
そんな時、とある映画を観ます。
「タイタンズを忘れない」です。
詳しい内容はここでは割愛しますが、この映画の中ではアメフトが出てくるのです。
高校生の私は、そのアメフトをする男たちの姿に「カッコイイ…」という思いを抱きます。
それからすぐ、ラグビー部の門を叩くことになるのです。
…おいおい、ラグビーとアメフトは似ているようだが、違うスポーツだろ!
というツッコミは当然のことだと思いますが、私は当時高校生ですよ。
そういう細かいところは気にしていないのです。
これが、私とラグビーの出会いです。
大学時代
高校生のときは春先にラグビー部を引退しました。
つまり、丸々2年くらいしかラグビーをしていないのです。
けど、その時点で既にお腹いっぱいでした。
その後、一浪してから大学へ入ります。
大学生といえば、バイトやサークルといったイメージがありました。
しかも浪人していたわけですから、“大学生の生活”というものには人一倍強い思いがありました。
そんなこともあって、再びラグビーをやろうという思いは一切ありませんでした。
まぁ、“ラグビーサークル”みたいな感じで、週に1、2回楽しむくらいだったらいいかな、なんて思いはありましたが、私の大学にはそんな甘いところはなく。
あったのは、正真正銘の体育会系ラグビー部。
そして、そこにはかつて高校でお世話になったラグビー部の先輩もいました。
そのため、入学当初は再び勧誘を受けます。
が、私の決意は固かったので、断固拒否です。
そんなまま4月…5月…6月…と月日は流れていきました。
そんなある日、私の同じ学部の友人がラグビー部に入っていたのですが、
その彼の持っているエナメルバッグに心を奪われました。
我が大学ラグビー部専用のエナメルバッグ。
「ちょっと…それ、見せて…うわ、カッコイイ…ちょっと背負ってもいい?」
とエナメルバッグに夢中だったことを覚えています。
それから数日後、ラグビー部の門を叩くことになるのです。
おかげさまで、私の大学ライフは、ラグビー一色に染まりました。
今でも、あのエナメルバッグは家宝として家のどこかに眠っています。笑
動機はなんだっていい
何かを始めるのに、理由なんて何でもいいんです。
むしろ、それを始めてからの方がずっと大切。
きっかけはいつどんなところにあるかは分かりません。
高校生や大学生だった私ですら、こんな感じなのですから、
小学生にとっては、もっと単純な理由だってあり得るでしょう。
いろいろ挑戦することは大切。
教師である私が、ちょっとだけ道筋を示してあげればいい。
そんなことを考えたのです。