【キャラ】作ってみる
先日、息子・娘の夜のお世話(お風呂や寝かしつけ)を完全に妻に任せて、少し遅くまで職場に残って仕事をしていた。
遅くまで、と言っても19時半頃である。
しかし、その時間に職場にいるだけで、同僚から思わぬリアクションがある。
「今日は、遅いんですね」
「え、まだいたんですか?」
「今日は、珍しい人が(こんな時間まで)残っている」
なんとも面白い話である。
以前の職場では、こんな反応はありえなかった。
むしろ、19時前に帰宅しようとすれば「今日は早いね」と言われていた。
最近の私は、早くて17時台には職場を出ている。
どんなに遅くとも18時半までには職場を出る。
どうやらいつの間にか「早く帰る人」という「キャラ」が確立していたのだ。
その分、朝出勤するのは早いのだが…。
私は、子どもたちの前でもあえて「キャラ」を作っている。
「キャラ」を作るからと言って、決して偽の自分を演じているわけではない。
ちょっと強調しているだけだ。
私は、ラグビーが好きである。
私は、納豆が好きである。
これは事実だ。
子どもたちに「私はどんな人?」と尋ねたら、必ず上記の2つは返ってくるだろう。
これが結構いろんなところで活躍する。
例えば、時々、私にメッセージカードをくれる子どもがいる。
そこには、決まってラグビーボールが描かれている。
女の子と(あまりしないが)料理の話題になると、納豆ネタを振ってくる子が必ずいる。
私の「キャラ」が浸透しているのだ。
単に好きなこと、それをちょっと強調して言うだけで、子どもたちの印象に深く残る。
コミュニケーションツールの1つなる。
以前、同僚だった先輩で、非常に声が大きい先生がいた。
自他共に認める声の大きさ。
なんと「授業中の声が校長室まで響いて、うるさい」と管理職から叱られた(?)こともあるという伝説も聞いている。笑
その先生は、自分でも「声が大きい」ということを公言している。
「声が大きい」という「キャラ」が確立していたのだ。
いろんなところで「声が大きい」ことをネタにされていた。
素敵な話だ。
私の尊敬する大好きな先輩の一人である。
人にはそれぞれの「キャラ」がある。
気づかぬうちに確立されているものもあれば、意識的に「キャラ」を作ることもいいと思う。
さて、我が息子は現在2歳。
2歳の息子から見える私は、どんな「キャラ」なのだろうか。
とっても気になるところである。