昨夜、洗濯機が壊れた。
妻が夜に「ちょっと聞いて…」と急に言ってくるものだから、何事かと思ったが。
どうやら、脱水ができなくなったらしい。
おそらく寿命なのだろう。
その前に、次に購入する洗濯機の種類や価格を下調べ。
いろいろなものがあるんだな。
せっかくだから「いいもの」を買おうじゃないか、と提案してみた。
ドラム式なんて、カッコよくない?
こんなの。
かっこいいじゃない!
(機能面については、妻に任せるとして…笑)
けど、ここでふと思う。
「息子が中に入ったら大変だな…」
いや、そんなことはないのかもしれないし、そうさせないように躾けることが大切なのだが。
ただ、子をもつ「親」になって、こういう視点で物事を見るようになったのは確かだ。
「環境面を整備する」ということがいかに大切かを学んだ。
例えば、綿棒。
お風呂上がりに、息子や娘の耳かきをしてあげることがある。
しかし以前までは、息子は自分でやりたくて仕方なかった。
ただ、やはり耳はデリケートなので、2歳の息子にやらせるわけにはいかない。
そこは頑として譲らない。
ただ、一度だけ、息子が綿棒を勝手に取って耳かきをしようとしていたことがあった。
すぐに発見して綿棒を取り上げたので、何も大事にはならなかったが
これは100%、私たち「親」の責任だと感じた。
息子が取れてしまうところに置いておいたのが、悪い。
また別の日。
お風呂上がりに息子をリビングへ連れて行き、洋服を着させる。
しかし、この日は、テレビに夢中になって、なかなか洋服を着ようとしない。
ついつい「早く着なさい!」と叱って急かしてしまうところだが。
よくよく考えれば、これもテレビをつけっぱなしにしていた「親」の責任だ。
息子がお風呂から上がる前に、テレビを消しておけば済んだ話である。
「こうなるであろう」という事態が想定できるのであれば、そのリスクを最初からなくしておけばいいのだ。
環境面においては、よくある話だと思う。
これは、学校現場でも同じことが言える。
ここでは、多くは語らないが、1つだけ例えを。
よく特別支援教育の視点から、「ユニバーサルデザイン」などと言われる。
黒板がある前面の壁には、余計な掲示物などを一切貼らない。
そういったものが、授業中に視界に入ってきて、集中を妨げることがあるのだ。
極端なことを言えば、掛け時計。
よく、前面にあることが多いが。
「今、何時だろう」と時計にばかり目がいってしまうことはないだろうか。
いやいや、それは授業がつまらないから「早く終わらないかな…」と思っているのだろう。
たしかに、それもあると思う。笑
我がクラスでも、前面に時計はある。
時計は、あくまで極端な例である。
私もそこまで徹底しきれているわけではないが、環境面を整えるだけで、より学習に集中できるようになると感じている。