【熱性痙攣】事前に知っておくべきだ
今朝方、2歳の息子が「熱性痙攣」を起こしました。
正直、私も妻もどうすることもできなく、すぐに救急車を呼びました。
近くの病院に搬送されて、座薬を入れてもらい、安定しました。
今は、だいぶ落ち着いており、ゆっくりと寝ています。
というか、夕方あたりくらいには、元気よく部屋を走り回っていました。
(熱がだいぶ下がってきたからでしょう)
ただ、私は「熱性痙攣」というものを全く知らず、息子が痙攣している姿に驚きを隠せませんでした。
その後、ネットで調べていくうちに「熱性痙攣」についてだんだんと理解しました。
事前に知識として知っておくだけでも、それなりの心構えができます。
ということで今回のことを機に、調べたことを少しまとめてみます。
もし「熱性痙攣」を知らない方がいらっしゃったら参考になれば幸いですし、もう知っている方でも「それ違う!」みたいなツッコミを入れていただけると助かります。
熱性痙攣って?
38度以上の高熱に伴って起こる痙攣のようです。
たしかに、息子は昨夜から40度近い熱が出ていました。
6歳未満の乳幼児期に起こりやすく、10(20)人に1人くらいの割合で起こるみたいです。
「後遺症などは大丈夫なのか!?」と心配しましたが、調べたかぎりでは、大丈夫のようです。
ただ、「熱性痙攣」には「単純型」と「複雑型」の2種類があるようで、「複雑型」の場合は、十分な検査が必要みたいです。
熱性痙攣が起きたらどうする?
今回は、すぐに救急車を呼びました。
結果として、正解だったようです。
搬送先のお医者さんにも「もし再び痙攣が起きたら、救急車を呼んでください」と言われました。
ただ、救急車が到着するまでに5分くらいかかったと思います。
その間は全く落ち着きませんでした。
事前に知識として、次の2つは知っておくべきでした。
①万が一嘔吐したときに、気道を確保するために体を横向きにする。
②痙攣が続いた時間や、その後の様子などを観察する。
(メモなどするといいかもしれません)
親が慌てていても、何も解決しません。
頑張って冷静になって、様子をしっかり見るようにすることが大切なんですね。
家の住所を見えるところに
救急車を呼ぶときに、住所を伝えますよね。
今回は、妻が電話をしましたが、とにかくテンパっていて、住所が言えませんでした。
そもそも「119」も、出てこなかったそうです。
「冷静になれ」と言って冷静になれたら苦労しません。
そこで、部屋の見える位置に「いざという時」の情報を一覧にしておくといいと思いました。
早速、我が家で作成しました。
- 家の住所
- 緊急時「119」
- 迷ったら「♯7119」
- タクシーの電話番号
- かかりつけ医の電話番号
- 家族(親族)の電話番号
人間、本当に焦った時は頭が真っ白になるんです。
(妻がそうでした)
こういう準備は5分もあればできるので、作っておくことをお勧めします。
まとめ
今回、学んだこと。
それは、備えあれば憂いなしです。
「熱性痙攣」の予備知識もそうです。
知っていれば、もう少し落ち着いて対処できたはず。
というか、高熱の時点でなんらかの予防や心構えができていたことでしょう。
これは、どんなことにも言えると思うんです。
「万が一」に備えておくことって、大切だなと。
万が一の火事に備えて、消化器を用意しておく。
万が一の災害に備えて、非常食などのセットを用意しておく。
一生に一度あるかないかくらいのことだけど、起きてからでは遅いですからね。
私もまさか息子が「痙攣」を起こすなんて思ってもいませんでしたから。
親として、非常に反省すべきことでした。
今夜は、ぐっすり眠れることを願います。