最笑はGOOD!〜全力で前に突き進む〜

小学校教師であり、二児の父でもあります。日々のちょっとしたことを気ままに書いていきます。「最」高の「笑」顔を目指して!最笑はGOOD!(さいしょはグー)

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【記録】習慣を取り戻そうプロジェクト

ブログを書くっていいね。

 

過去の記事を読み返すと、その時の自分の心情や考えを思い出すことができる。

 

これは、昨年の11月8日に書いた記事。

 

taka-ichi-sensei.hatenablog.com

 

簡単に言えば、「再び早起きの習慣を取り戻すぞ!」と意気込んでいるのだ。

 

そして、この日から、再び記録を取り始めた。

 

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以前も書いていたのだが、途中で睡眠記録をアプリに移行したために、書かなくなっていた。

 

そこで、この時から復活。

 

やはり、こうやって記録を残すことで、意欲も出てくる。

 

しかし…

 

最近はこんな感じ。

 

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朝や夜に行ったことの記録がない…。

 

何もしていない訳ではない。

 

早起きした分、ブログを書いたり読書をしたり…

 

いろいろとしているが、記録は取っていない。

 

ただ…

 

早起きの習慣は、ほとんどできているよな。

 

まだまだ日によってバラツキはあるけど、

 

記録を見ているとわかるように、前日に就寝時刻に関係している。

 

大体7時間は睡眠時間を取りたい。

 

そもそも、「早起きをして、自己投資 の時間を確保する」ことを目標に始めた記録なので…

 

もう記録をとっていくための“目的”は達成している。

 

だから、ここで記録を取るのはやめてもいいんだけれども…

 

せめて、睡眠時間の記録は続けるか。

 

記録項目の精選をしてみようかな…

 

「記録を取る」ことを習慣化していくのが一番いいんだけど…

 

こうやって記録を取るのが億劫になっているということは、

 

きっとどこかに煩雑さみたいなものがあるんだろうな、と思う。

 

精選してみよう。

 

 

【客観視】自分のクラスはどうなっている…

 ブログを始めたばかりの頃に、こんな記事を書いていた。

 

taka-ichi-sensei.hatenablog.com

 

最近になって、このことをよく考える。

 

自分のクラスは、どういう状態だ…?

 

客観的に、見えてこない…

 

今の現状は、どうなんだろう。

 

いろいろと思案している。

 

【本物】「一流」を見る

どの仕事にも「一流」というものがある。

 

仕事だけでなく、スポーツの世界においてもそう。

 

ラグビーで言えば、トップリーグで活躍している選手は「一流」であろう。

 

世界で言えば、ニュージーランド代表のオールブラックス

 

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Home | allblacks.com

 

そのプレーには、ラグビーを知らない人でさえ惹きつけるものがあると思う。

 

清掃人(という言葉が適切か分からないが…)にも、一流がある。

 

まずは、カストーディアル。

 

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カストーディアルキャスト | 東京ディズニーリゾート キャスティングセンター

 

ディズニーランドで見かけたことがあるであろう。

 

掃除をするエンターテイナーであると思っている。

 

次に、テッセイ。

 

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『7分間の奇跡』JR東日本テクノハートTESSEI(テッセイ)~奇跡の職場~ |イマコレ

 

新幹線の掃除を、あっという間に行ってしまう…

 

その技術には圧倒されてしまう。

 

 

 

何事においても、「一流」というものは存在する。

 

我々、教師にも「一流」があると思っている。

 

そして、その「一流」を実際に見ることで、自分の認識がガラリと変わる。

 

「これが最高…」と思っていたレベルより、遥か上のレベルを知ることになる。

 

「一流」を知り、実際に自分の目で見ることは、大切だ。

 

 

 

先日の給食の時間。

 

4時間目が専科の授業だったために、子どもたちは少し遅れて教室へ戻ってきた。

 

私は空き時間だったので、子どもたちが戻って来るまでに、できる限りの給食準備を一人で行っていた。

 

私が取り掛かったのは、スープの配膳。

 

とにかく配膳台にスープの入ったお椀を並べていった。

 

子どもたちが戻ってきたら、そのまますぐに配膳できるようにと…

 

そして、子どもたちが戻ってきたときに最初に発した言葉…

 

「すげーーーー!」

 

どうやら、私の配膳スピートと、その圧倒的なお椀の量(30個近く並べていた)を見て驚いたようだ。

 

その日から、子どもたちの配膳に対する意識がガラリと変わった。

 

給食準備にかける時間も短縮していった。

 

決して、私は配膳の「一流」ではないが、少なくとも子どもたちよりはテキパキと行える。

 

 

 

 

「一流」を見ること。

 

百聞は一見にしかず、と言うが、やはり“本物”を見ることは大切だ。

 

 

 

【楽しさと学力】何を優先するか

以前行ったセミナーで、こんな質問をされたことを思い出した。

 

 

 

楽しいけど、子どもに力がつかない授業

 

楽しくないけど、子どもに力がつく授業

 

あなたは、どちらがいいですか?

 

 

 

なんだか、すごーく究極。

 

カレー味のう○○と、う○○味のカレー、食べるのならどっち?なんて質問が昔に流行ったけど、それくらい絶妙(?)な質問…。

 

ちなみに、ここで言う「楽しい」とか「力がつく」の定義は省きます。

 

ご自身の感覚で考えてください。

 

 

 

 

 

私も、その時めちゃくちゃ真剣に考えました。

 

そして、「どちらにするか」挙手を迫られたので…

 

はっきりは決まらないまま「楽しくないけど、子どもに力がつく授業」に挙手しました。

 

会場全体では、どちらの立場にも挙手がありました。

 

そこで、講師の方がいいます。

 

 

 

私は…

 

 

 

 

 

 

楽しくて、子どもに力がつく授業でないといけないと思います。

 

 

 

ちょっと…ずるい!笑

 

けど、納得です。

 

当たり前ですが、そりゃ、そうですね。

 

 

セミナーでの話は、ここまでなのですが…

 

これについて、私自身どうだろうと振り返ってみたのです。

 

すると、ここ最近で傾向(考え)が変わってきているなと実感。

 

以前は、楽しさ優先でした。

 

ざっくりと言えば…

 

楽しく学習していれば、自然と力がついてくるだろうという考えです。

 

だからこそ、子どもたちが熱中するような授業、知的好奇心が刺激されるような授業を目指していました。

 

それもすごく大事だと、今でも思います。

 

ただ、そこに「子どもに力をつける」というはっきりとした思いは…なかったように思います。

 

誤解しないでいただきたいのは、「子どもに力をつけなくてもいい」と思っているのではありません。

 

子どもに力をつけていくのは、当たり前なのです。

 

その当たり前のことを、強く強く意識していなかったな…ということ。

 

 

 

 

今は、そこが強く意識されています。

 

「子どもに力をつける」

 

「子どもを伸ばす」

 

こういう思いが強い。

 

だから、冒頭の質問では、後者の考えに挙手したのだと思っています。

 

 

 

 

もう少し、具体的に話をしてみます。

 

例えば、2年生の担任だとして…

(私自身、2年生の担任経験はないのですが)

 

2年生では「かけ算九九」を学習します。

 

では3年生に進級した時、全員が「かけ算九九」を習得しているかどうか。

 

もっと言えば「かけ算九九」を自在に活用できるかどうか。

 

「7×8は?」と問われて、一瞬で「56!」と答えられる。

 

「かけ算九九」を習得していても…

 

「しちご35…しちしち49…しちは56…あ、56!」と答えている子、実際にいます。

 

九九は言えるけど…というレベルでは今後、桁数が増えた時やわり算のときに、スムーズに計算ができません。

 

「力をつける」というのは、一つにこういうことだと思います。

 

3年生では、「かけ算九九」はできることを前提で、教科書の学習が進んでいきます。

 

ただ、「かけ算九九」を習得できていない子も、決して珍しくありません。

 

もちろん、そういう場合は個に対応していきますが…

 

以前の自分だったら、そこの視点がすっぽりと抜けていたように思います。

 

きっと2年生を担任していても、「全員が九九を活用できるレベル」にまで鍛えていなかったと思います。

(もちろん学習において特別な支援を要する子もいますので、「全員」というのは一概には言えません)

 

 

 

楽しく、子どもに力をつけていく。

 

この視点を忘れずに、日々過ごしていきたいものです。

 

 

 

 

【言葉】何度転んでも…

「七転び八起き」

 

聞いたことはあるだろう。

 

転んでも、何度でも立ち上がる。

 

その精神は、ラグビーのそれに似ている。

 

ラグビーというのは、1試合の中で幾度となく倒れる。

(ポジションにもよるが…)

 

その度に起き上がる。

 

正直、後半の方はスタミナも切れてきて、「このまま横になっていたい」とまでは思わなくとも、立ち上がることに相当の気力が必要なときもあった。

 

それでも、立ち上がる。

 

強い精神力とタフさ。

 

そういったものを表す言葉でもあると思う。

 

 

 

 

しかし、私はこの言葉も好きだが…

 

こちらの本を読んでからは、ちょっと違う。

 

 

子どもたちが身を乗り出して聞く道徳の話

子どもたちが身を乗り出して聞く道徳の話

 

 

 

百転び一起き。

 

 

この著書から言葉を引用して紹介する。

 

「七転び八起き」という言葉がある。

ほんとうに転ぶたびに起きられる人がどれくらいいるだろう。

 

 

転んで立ち上がろうとしてはまた転び、今度こそはと思ってもまた転ぶ、というのが普通なのではないだろうか。

 

 

「最後に立てばよい」のだ。それが「不屈」ということだ。

 

 

 

最後の最後に立てばいい。

 

物事は、決して全てがうまくいくわけじゃない。

 

失敗がずっと続くことだってある。

 

転び続けることだってある。

 

「転んでばかりで…ちっとも起き上がれない…」

 

そんなことを思う必要はない。

 

最後の最後に立てばいい。

 

私は、こっちの言葉の方が好きだ。