【スイッチ】教室に入るまでが最初の勝負
朝、8:00に子どもたちは登校してくる。
最近の私は、子どもたちが教室に入ってからしばらくして、教室に向かう。
それまでは、教室に一番乗りして子どもたちを迎えていたが…
今は、あえてそうはしていない。
まぁ、そのあたりの話は、置いておいて…
私の勤務校は、職員室が1階にある。
そして、私の受け持つ学級は3階にある。
今日は、この職員室を出てから、教室に入るまでの話をする。笑
ご存知の通り、私はいち人間である。
調子のよいときもあれば、悪いときもある。
気分が乗らないときだってある。
なんだか元気が出なかったり、具合が悪かったりするときもある。
しかし、
子どもたちの前では、そういう姿は見せていられないのだ。
そこはプロである。
どんなに調子が悪かろうと、笑顔で過ごす。
だが…
職員室では、違う。
決して「体調悪いんですアピール」といったことはしないが、
笑顔を振りまくこともしない。(私の場合)
黙々と過ごす。
これは、調子のよいときも同様である。
では、どこで切り替えるのか。
それは、教室へ向かう間である。
これは、結構ルーティンとなっている。
まず、職員室を出る。
すぐに階段に差し掛かる。
このあたりで「今日も頑張るぞ!」と気合を入れ始める。
2階まで上ったあたりで、学年の違う子どもに会うことがある。
元気よく「おはようございます」と声をかける。
いい発声練習になる。笑
もうすぐ3階になるというところで、グッと口角に力を入れて、
笑顔になる。
笑顔になると、自然と気持ちが上がってくる。
3階では、教室に向かうまでの廊下で、子どもに会うこともある。
「おはようございます!!」
と気合の入った挨拶をする。
そして、教室の後方から入室と同時に、
「おはようございます!!」
と超気合の入った挨拶をする。
子どもたちからも、一斉に
「おはようございます!!!!!」
とかなり気合の入った挨拶が返ってくる。
ここまでくれば、もう完全にスイッチは切り替わっている。
数分前までの自分は、もうここにはいない。
この状態で、子どもたちが下校するまで過ごす。
これまで何度と「職員室と教室での先生の姿は、まるっきり別人だ」と同僚や管理職から言われてきた。
どちらが本当の自分か…と考えてみたが、
教室での姿の方が、ありのままの自分でいられることが多い。
職員室でも、同様に振る舞えばいいではないか…と思われるかもしれないが、
それが出来たら、苦労はない。笑
以上が、教室に入るまでに気持ちを高めていくルーティンについてである。
今は、中学年の担任をしているが、
これが高学年になると、さらに気合が必要になる。
その話も、また機会があれば…。