先日、電車通勤に憧れるという思いを語った。
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それは「読書の時間が確保できるから」という理由。
私は、自転車通勤なのだ。
この記事を書いた後、読者の方からも共感の言葉をいただいた。
やはり…そうなのか。
ある方からは「運動量が確保できる」という自転車通勤のメリットについてコメントをいただいた。
たしかに…そうだよなぁ。
自転車通勤も、決して悪いわけではないのだ。
そこで、今回は「自転車通勤のメリット」についてまとめてみた。
私なりに10個のメリットを紹介する。
共感いただけるものがあれば、嬉しい。
①運動量が確保できる
読者の方が言っていた通り。
私は、以前はクロスバイク、今はマウンテンバイクに乗って通勤している。
片道25〜30分、距離にして7kmくらいだ。
1日で14kmは自転車を漕いでいることになる。
ちなみに、以前の職場は片道が10kmであった。
あれは…結構疲れた。笑
とにかく、いい運動になるのだ。
職場に着く頃には、いい汗をかくこともある。
運動をすると、気持ちがリフレッシュできる。
通勤するだけで、気持ちがリフレッシュできるのだから、最高である。
時には「立ち漕ぎチャレンジ」と称して、立ち漕ぎだけでどこまで行けるか挑戦することもある。
有酸素だけでなく、一種の無酸素運動、下半身の筋トレにもなる。
②毎日、同じ所要時間
私の場合は、毎日25〜30分の所要時間となる。
これが、電車やバスとなると、必ずしも保証できるものではない。
バスが遅れてきて、電車との乗り換えがズレることもあるだろうし、
そもそも電車のダイアが乱れることもある。
自転車の場合は、そういったことはない。
毎日同じ所用時間。
むしろ、ちょっとペースを上げれば時間は縮まる。
(安全第一に!)
電車の場合は、車内でいくら急いでも変わらない。
そういう点では、これも自転車通勤のメリットでもある。
③時間を気にせず、いつでも出られる
自転車通勤は、いつでも同じ所要時間となる。
つまり、7:00に家を出ようが、7:30に家を出ようが、変わらず同じ所要時間。
帰宅時も同様で、17:00だろうと、23:00だろうと、同じ。
しかし電車などの場合、普段よりも3分家を出るのが遅れるだけで、乗り遅れることもある。
帰宅時も、電車やバスの時刻に合わせて、退勤時刻を考慮しなければならない。
そういう点では、自転車通勤の場合は、時間に追われることはない。
朝も「あと3分で家を出ないと…!」という観念がない。
マイペース、自転車通勤。
④混雑に巻き込まれない
電車やバスの場合、時間帯によっては、ギュウギュウ詰めの満員になることがある。
それって、多くの人にとって、決して心地よい空間ではないと思う。
しかし、自転車の場合は、そういった混雑に巻き込まれることはない。
時間帯によっては、車や自転車の交通量が変わることはあるが、別にギュウギュウになる訳でもなく…
むしろ、同じ自転車通勤の方が目の前にいるときなんかは、案外楽しくなる。
同じスポーツバイクの方だったら、それなりの速度が出ているので同じ速度で走るだけで所要時間が縮まる。
こちらとしては伴走している気分なので、決して苦ではないし、逆に楽しいくらいだ。
満員電車で「この人たちと、降車駅まで一緒に行くぞ」なんて思って心地よくなる人はいないであろう。笑
⑤思い切り歌える
自転車通勤の場合は、音楽を聴くことができない。
音楽好きの私にとっては、その点は辛いのだが…
逆に、思い切り歌えるのだ。笑
もちろん、周りに人が多くいる場所では、鼻歌程度に控えるが…
朝の早い時間帯や、人通りが少ない道では、遠慮なく歌っている。
そういう人は、結構多い。
たまに、私以上に熱唱している自転車乗りの方とすれ違う。
そういうときは、微笑ましく見守っているものだ。
これ、当たり前だが、電車やバス内では絶対にできない。
自転車通勤ならではのメリットである。
⑥ふらっと寄り道ができる
自転車通勤の場合、その道中にコンビニやスーパーなどがあることが多い。
行きは、コンビニに寄って軽食を買ったり、帰りは、スーパーや100均に寄って買い物をしたりする。
時には、古本屋に寄って、本を購入することもある。
通勤経路になくとも、ちょこっとだけ道を外せば、そういったとこに行き着く。
また、気分転換を兼ねて、時には少し違った経路から帰宅することもある。
比較的、自由度が高いのが、自転車通勤のメリットだ。
⑦スッピンで行ける
「え、化粧してるの?」と思われた方、誤解である。笑
まぁ、女性の場合はそういう意味で捉えてもらえばいいのだが…
つまりは、周りの目を気にしない格好でも通勤できるということ。
色んな事情があって、革靴にジャージ姿で通勤したこともある。
(そうなった経緯は省略…)
これまた色んな事情があって、スーツ姿にクロックスで退勤したこともある。
(そうなった経緯は省略…)
しかし、そういった格好でも、特に誰かに見られることはない。
唯一、ドキドキするのは、
信号待ちの時。笑
同じ信号待ちの人がいた場合は、ガッツリと見られてしまうこともあるが…
大抵はスルーできる。
これが、電車やバスであったら、確実に“有名人”になれるであろう。
最近では、私はヘアーセットを職場に着いてからしている。
(朝早いので、基本的に職場には誰もいない時間帯)
結構、気楽である。
⑧いろいろと思考できる
自転車に乗っているときほど、いろいろなアイデアが浮かぶことがある。
また、退勤時では一日を振り返ったり、通勤時には今日の授業の構想を練ることもある。
自転車通勤では、読書をしたりスマホをいじったりできない分、そういった思考系の作業が増えてくる。
ここで考えたり浮かんだりすることって、結構役に立つことが多い。
思考していたら、いつの間にか到着していた…なんていうこともあるくらいだ。
妄想好きな方も、自転車通勤はピッタリかもしれない。
どんなにニヤニヤ顔になっていても、周りの目を気にする必要はない。
おすすめである。
⑨通勤手当がもらえる
電車やバスの場合、通勤手当はその実費が出る。
しかし驚くことに、自転車通勤にも、その通勤距離に応じて手当が出るのだ。
まぁ…金額は微々たるもので、月々のお小遣いにもならないくらいだが…
何もないよりは、いい。笑
私は、その手当分を自転車のメンテナンス代として捉えている。
半年くらいに1回は、いろいろと部品を交換することがある。
そういった時にかかる費用の一部がまかなえるのだから、嬉しい。
なんだか、毎日自転車を漕いで通勤しているご褒美としてもらえている感覚かもしれない。笑
他の業種はどうなのだろうか。
⑩風景の変化を楽しめる
今は、だいたい5時台、遅くとも6時半頃までには家を出ている。
そのため、まだ外は暗いことが多い。
しかし、夏場はその時間帯でも明るい。
季節や時間によって、外の景色が違うのだ。
ある日は月明かりに照らされながら出勤することもあれば、朝日をガンガンに浴びながら出勤することもある。
変化があって楽しい。
また、ここ最近では、新しい物件が経ち始めている。
家が出来上がるまでの経緯を見ることができるのも、また良い。
春になれば、桜が多い道を選んで通勤したり、
秋になれば、紅葉が綺麗な道を通勤したりする。
その季節を存分に感じることができる。
自転車通勤だからこそ、それを肌で感じることができるのだ。
以上、自転車通勤のメリットについてまとめてみた。
「電車通勤で読書がしたい」という思いはあるけれども…
自転車通勤だからこそできることもあるのだ。
私は、これからも自転車通勤を続けるであろう。
目指すは、60歳(その頃は65歳か!?)で定年退職を迎えるときも、自転車で通勤すること。
カッコイイおじいさんになりたいものだ。