私が読者として購読しているブログの記事で、とても気になるものがあった。
あまり拡散すべきではないと思ったので、ここでは直接は紹介しないが、
要点をまとめれば、子ども同士のトラブル…といったところだろうか。
学校でも、頻繁に起こる子ども同士のトラブル。
これは、あって当然だと思っている。
40人近い子どもたちが1つの教室で(少なくとも)1年間をともに過ごすのだ。
「みんな仲良く」というクラス目標を立てることも多いかもしれないが、
現実では、そんなことはない。
決して「仲が悪い」と言っているのではない。
相性というものもあるであろう。
そういうことを踏まえた上で、集団生活をしていく上で、
クラスがまとまっていくことは1つの道であると思っている。
話が少し脱線したが、要するに子ども同士のトラブルというのは、起きて当然なのだ。
1年間、トラブルが1つも起こらない方が、逆に怖い。
もちろん、そのトラブルは解決していくべきである。
担任の先生は、こういうところもきちんと配慮していかなければならない。
「教師の力量」には、こういうトラブルを解決させられるということも含まれていると思う。
だからこそ、私も学び続けている。
その記事では、子どもの保護者についても話題としてあげられていた。
ここから先は、私の考えである。
やはり、根本は家庭での教育だと思う。
学校教育ももちろん大切だ。
本来ならば、地域(社会)での教育も必要なのであろう。
一昔前で言えば、「頑固オヤジ」とか「かみなりオヤジ」なんて名付けられた近所のおじさんがいたものだ。
悪さをすれば、人様の子どもであろうが、本気で叱ってくれた。
私も、近所のおばさんに本気で叱られたことがある。
そういえば、うちの父親も、私の友達を本気で叱っていた記憶がある…。
そういった地域での教育が、今は薄れてきている。
それと同時に、家庭教育も弱まってきている。
私なんて、まだまだ若輩者であるが、そんな私でもそれは感じるのだ。
本来、「しつけ」は家庭でされるべきだ。
「挨拶ができない」ということを、学校の教育の問題にしてくる保護者の方がいらっしゃる。
もちろん、学校でも挨拶の指導をしている。
が、挨拶なんていうのは、そもそもは家庭教育で身につけるべき習慣ではなかろうか。
かと言って、家庭の責任にするわけではない。
学校でも私の教室でもきちっと挨拶ができる子を育てていきたいという信念をもって日々取り組んでいる。
何かがズレてきている。
私の感覚がズレてきているのか、それとも…。
今週はあと2日。
週の前半は、スローペースだった分、ここから巻き返していきたい。
12月の寒さに負けないように…!