私の原動力は、「憧れ」である。
今日、そう思った。
「憧れ」への思いが、自分を動かしている。
教師になって、初めて「憧れ」を抱いたのは、向山洋一氏に対してである。
実際に会ったわけではない。
本を読む中で、“向山洋一”という教師像が見えてきた。
心がグッと動いた。
指名無し討論をやってみたいと思った。
本を読みまくった。
今年の夏、とあるセミナーで初めて向山先生を見た。
正直、ちょっと震えた。
サプライズだったのだ。
ただ…
憧れの対象としては、遠すぎる。
実態が掴めない。
未知の部分がありすぎる。
それでも、惹きつけるものがある人なのだから、すごい。
次に憧れたのは、K先生。
教師3年目、共に組んだ先生だ。
学びが多すぎる1年間だった。
いつか超えたいと本気で思っている。
もう会えることはないが、その存在は大きい。
K先生に追いつき、追い越す。
それが自分にとっての1つの夢である。
そして、今。
S先生に今年の夏に出会った。
圧倒的な授業。
そして、子どもたちの姿。
自分の中での“常識 ”みたいなものが崩れていった。
「形だけ真似してもダメ …」というのは分かる。
けど、真似できるものは、とことん真似してみる。
これが自分の学びの1つのスタイルであることは、分かっている。
「そんなところまで…」というところまで真似してみる。
今、猛烈に学んでいる。
私の原動力、それは「憧れ」だ。
私にとってのメンターなのだ。
教師というのは…
言葉を選ばずに言えば…
1つの教室の“ボス”である。
(いろいろと誤解を招きそうな表現だが…)
子どもたちが、“担任の先生”に憧れをもつ…
そういう学級って、限界知らずにどんどん伸びていくんじゃないかな。
そんな風に思う。
子どもが父親に憧れる。
父性。
最近、息子は「パパのように大きくなったら…」とよく言う。
これが父親に対する憧れなのだと思う。
教師として
父として
人として
いつか「憧れ」られるような人になれたらいいと思う。
それくらい成長していきたい。
今日、友人とのMTGでそんなことを思ったのだ。