この夏を利用して、自分の生活習慣の改善を図っている。
一言で言えば、時間を有効に活用するということ。
教育書を読み進めたい気持ちもあるのだが…
それ以上に、まずは仕事を効率化するための「仕事術」系の本を多く読んでいる。
これがすべての基盤になると思うのだ。
そして、昨日読了したのが、こちらの本。
と言っても、これは以前にも一度読んでいる。
再読したのだ。
この本、非常にオススメだ。
何がいいかって…
とにかく、いいのだ。笑
1日に平均6時間眠るとして…1日の1/4は睡眠が占めている。
言い換えるならば、人生の1/4は睡眠が占めているのだ。
1日に8時間眠っているとするならば、人生の1/3をも占めている。
睡眠は、単なる「休息」の時間ではない。
よい睡眠をとることで、日中のパフォーマンスは劇的に向上する。
朝起きたときの「初動」も変わってくる。
もちろん、「休息」という意味でも、昨日までの疲れを癒し、1日をフルパワーで過ごすことができる。
また、睡眠中は成長ホルモンが分泌されたり、脳の整理・記憶にも役立ったりしている。
睡眠を侮ってはならないのだ。
と、偉そうに睡眠の大切さを述べてみたが…
もちろん、受け売りである。笑
ところで皆さんは「よい睡眠」のためには、睡眠の量と質、どちらが大切だと思うだろうか。
もちろん、「どちらも大切!」なのだが…
これは睡眠の質である。
極端なことを言えば、睡眠の質は悪いが6時間寝た人と、3時間しか寝れていないけどしっかりと睡眠の質は確保した人とでは、後者の方がよい。
もちろん、これは「睡眠の質さえ確保すれば3時間睡眠でいいのか」ということではない。
話は逸れるが…
「ショートスリーパーは遺伝によって決まる」という話も書かれている。
非常に興味深い内容。
だから、巷で言われている「ショートスリーパーになるために…」のようなものは、実はよくない。
もちろん、体質(遺伝)的に、ショートスリーパー向きの人には構わないと思う。
話は戻って…
では、良質な睡眠をとるためにはどうすればいいのか。
これは一言で言うならば…
寝始めの90分間をきっちりと眠るということだ。
人は、入眠してから最初にノンレム睡眠が訪れる。
寝始めた最初に訪れるノンレム睡眠。
この時間の質を最大限確保する。
そうすれば、その後の睡眠も保証される。
いわば、最初の90分間は睡眠のゴールデンタイムなのだ。
この本では、このゴールデンタイムを確保するための手立てや理論がわかりやすく、かつ詳しく書かれている。
「睡眠の質を改善したい」「日中のパフォーマンスを上げたい」という人には、ぜひ読んでいただきたい。
非常にオススメだ。
とりあえず、私もこの本から得たことをアクションプランとして計画している。
まずは、「アラームは2回に分けて設定する」ことから始めてみよう。