先日の話。
100円ショップに行った。
ホワイトボードや掛け時計、トランプなどを購入した。
レジに並ぶ。
ホワイトボードは5枚購入した。
マグネット形式だったので、5枚がくっついている。
店員さんが数える。
「同じものなので、4枚まとめてバーコードを読みますね」
ん…?
4枚…?
たしか5枚購入したはずだったが…。
店員さんの数え間違いか、それとも私の勘違いか。
その時…心の中で「お、ラッキー?」と思った。
が、次の瞬間に「いや、ダメだろう!」と思った。
そして、「多分5枚だったと思いますが…」と店員さんに再確認してもらう。
1、2、3、4…5。
やはり、5枚。
「申し訳ありません、5枚ですね」
レジを打ちなおす。
会計に108円が加わる。
そんな出来事が先日あった。
店員さんが数え間違えたところから、私が確認を促すところまで時間にして5秒くらいだったと思う。
しかし、その時間の中で、
実に人間くさい(?)葛藤が起きていた。
「お、ラッキー?」と思ったのも事実。
そのままにしておくことも可能ではあった。
ただ…
なんというか、すごく気持ちの悪い感覚が襲ってきた。
108円。
値段の問題ではないのだろう。
人としての道徳心だろうか。
今、思い返せば、我ながらに正しい選択をしたと思う。
だが、あのまま通過していたら、
後になって“後悔”していたかもしれない。
こういうことって、みなさんにも“よくあり得ること”なのだろうか?
少なくとも…私はこういう人間なのだ。
善と悪って、こういう紙一重なところがあるのかもしれないなぁと思った。
心の中の天使と悪魔じゃないけれど、
必ずしも毎回、天使が勝つとは限らないかもしれない。
けど、きちんと「天使」が登場できるようにしなくてはならない。
あの場面で登場人物が「悪魔」だけではいけないのだ。
天使と悪魔が戦わなければならないのだ。
(もちろん、天使だけならそれに越したことはない)
たった5秒間の出来事だったけど、
深く考えさせられた出来事だった。
今日で、1週間終了。
お疲れ様でした。
明日は勉強をしに行ってきます。
ちょっと緊張…。
まだ、気は休まらないようだ。