もうすぐ新年度。
学級開きに向けて、準備を始めている。
昨夜、この本を一気に読んだ。
子どもも先生も思いっきり笑える73のネタ大放出! (教師のための携帯ブックス)
- 作者: 中村健一
- 出版社/メーカー: 黎明書房
- 発売日: 2009/03
- メディア: 単行本
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中村健一先生の本。
実は、これは私が初任の頃に購入したもの。
当時の自分は「笑い」に対して結構真面目に考えていて…笑
いかに“くだらないこと”で、教室を盛り上げようかと画策を練っていた。
その後、だんだんと“ある程度の授業”もできるようになってきて、そのような笑いには触れなくなってきた時期がある。
「授業とは関係のないゲームなどで笑いをとるべきではない!!教師だったら、授業そのもので子どもたちを惹きつけるべきだ!!」
そんなことを強く思っていた。
もちろん、今でも「授業で惹きつける」という考えは変わらない。
けれども、こういう「ゲーム」も存分に取り入れるべきだと思う。
別に、まるまる1時間をゲームに充てるわけではない。
ちょっとした隙間時間に行えるゲーム。
“知的”なものもあれば、実に“くだらない”ものまで…
なんでもいい。
こういうゲームのネタをたくさん持っていることは、何も悪いことではない。
特に学級開きでは、ちょこちょこと、こういったゲームを織り交ぜていこうと思う。
「なんだか楽しいクラス…!!」
子どもたちがそう思えれば、最高だ。
「授業が楽しい…!」と思えることの方がいいかもしれない。
けど「教室が楽しい」とか「先生が楽しい」とか「友達と交流できて楽しい」とか…
大いに結構ではないか!!
変な見栄みたいなものは捨てようと思った。
みんなで笑える学級。
想像するだけでも楽しい。
それだけで、学級開きがワクワクしてくる。
それともう一つ。
中村先生はこんなことも言っていた。
ゲームを通して、教師のいうことを聞くようにさせる。
指示をきちんと通すようにさせる。
それを身をもって体験させる。
百人一首と同じ考え方だ。
とにかくバンバンやっていこう。
そのために、ネタを蓄えよう。