最笑はGOOD!〜全力で前に突き進む〜

小学校教師であり、二児の父でもあります。日々のちょっとしたことを気ままに書いていきます。「最」高の「笑」顔を目指して!最笑はGOOD!(さいしょはグー)

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【温室】小さなトラブル

昨夜、職場から帰宅した後、ゆっくりと湯船につかった。

 

その際、せっかくなので読書をしようと本棚から1冊の本を取り出した。

 

「いじめ」についての本である。

 

読みきれなかった続きを今朝、読んだ。

 

何度か読んだことのある本であるが、新たなことを学んだ。

 

そこで、印象的だったことを1つだけ。

 

 

いじめは絶対に許されない。しかし…

 「小さなトラブル」は子どもたちには必要だということ。

 

温室でぬくぬくと育つ子どもは、やはりひ弱になってしまう。

 

一過性のけんかやもめごとは、あえて経験したほうがいいのだ。

 

小さなトラブルを経験するからこそ、それへと備えることができる。

 

昔は、子どもたちの集団というものがあった。

 

「ガキ大将」がいて、そこに泣き泣きついてくる子がいる。

 

ジャイアンのび太がイメージしやすいだろうか。

 

のび太は、いつもジャイアンにいじわるをされるが、

 

時には体を張ってのび太を守ることがある。(映画でよく見られる光景だ)

 

こうした集団の中でいろいろなことを学ぶのだ。

 

ほんのちょっとのいじわるをされたことで、親が口出しをすることがある。

 

するといじわるは今後なくなるかもしれない。

 

しかし、それで学べるべきことが学べなくなるかもしれない。

 

もちろん、見極めは必要である。

 

教師としても、それが長期的に、かつ陰湿なものであるならば、即刻対処すべきだし、

 

そもそもいじわるを見逃すことはしない。

 

小さなトラブルも、即解決してやるべきである。

 

が、それでもそういった子どもたちの集団から学ぶことがあるのだ。

 

 

 

私が子どもの頃を思い出した。

 

同じ地域の子どもたち5〜6人でよく遊んでいた。

 

みんな異学年である。

 

その時は、私が一番年上だった。

 

「ガキ大将」とまではいかないが、決定権は私がもっていた。

 

こういう集団って、今でもあるのだろうか。

 

「時代が変わった」とよく言うが、30代の私でさえそう思うのだから、

 

私の親世代から見れば、今の子どもたちというのは、良くも悪くも全然違うのだろう。

 

 

 

 

話がだいぶ脱線したし、うまくまとまらないのだが、

 

私が印象に残ったことは、

 

小さなトラブルは必要だということ。

 

今、その「小さなトラブル」さえも根本から廃絶しようとしてはいまいか。

 

「いじめ」は絶対に許されない。

 

それは大前提である。

 

その上での、考えだ。