【視線】子どもに送る「視線」
授業中に意識していること。
視線。
いかに子どもたちと目を合わせるか。
よく「話をするときは、相手の目を見て」とは言うものだが、まさに。
例えば授業中、特定の子の目をビシッと見て語りかけると、スッと私の話が入っていくのが分かる。
けれども、およそ40人の子ども相手に、全員の目を合わせて話をするのは、そう容易いことではない。
しかし、そこを目指しているのは事実。
よく聞く話だが、いわゆる「一流」の教師は、何百人を相手にしようと、そこにいる全員が「目が合った」と感じるらしい。
これは教師に限らず、その道の一流の人は、そこにいる全員と目を合わせることができる。(目が合ったと思わせることができる)
私は、歌手であるGLAY,のファンなのだが、以前ライブに行ったとき、ボーカルのTERUと目が合ったことがある。
きっと恐らく、その会場にいた全員が「同じ思い」をしていたに違いない。
話はそれたが、いずれにせよ、「目を合わせる」ということは大切なのだ。
そこで、クラス全員の子どもと目を合わせるために意識していること。
それは、
視線をNやZの形に動かす。
そのときのポイントは、1人2秒くらい視線を置くということ。
この実践は、すべてコチラの本から学んだ。
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この視線を意識するようにしたら、全員を見渡して話ができるようになった。
特に私の場合、最前列の両端の子どもは目が行き届いていなかった。
(というのは、NやZの視線を意識し始めて気づいた)
クラス全員の子に「あ、先生は自分に話しているんだ」と思わせて、話を聞かせたほうがスッと入っていく。
ぜひ試してほしい実践だ。