【読書】「子どもが伸びる102の授業術」その6
こちらの本を読み、学びをアウトプット。
『体を通して考えさせると理解も早く忘れなくなる』
考える、というと「頭」のはたらきが全てと思うかもしれないが…
それだけではないだろうという話。
体を使うことで、理解や思考が促されることもある。
算数の問題を解決するとき、まず直面するのが問題の意味の理解、つまり題意の把握である。問題によっては一読しただけでわかるものもあるが、そうはいかないことも少なくない。このようなとき、問題の場面を再現し、体を通して理解させると効果的である。
本書では、「混み具合」の問題場面を実際に体験することで、その状況を理解することができると述べている。
確かに、「実際の体験」が伴うと、理解は促進される。
また、理解(記憶)の定着にも繋がると私は思う。
いわゆるエピソード記憶のようなものだろうか。
その時の体験した状況と学習が合わさって、記憶が強固になると思う。
また、体の様々な部位を使うことで、脳も活性化するのではないだろうか。
例えば、漢字を指書きで練習する場合。
①指を使う
②書き順を声に出す
③その声を耳で聞く
④情報を目で見る
体のいくつかの部位を同時に使う。
これもある意味では「体を通して考えさせる」ことにつながると思う。