【311】もう使えない授業案
今日は、今年度最後の土曜公開授業であった。
と言っても、私がみっちり授業できるのは1時間のみ。
今朝までは「国語」を中心にやろうと思っていた。
が、ふと思い立った。
今日は3月11日…。
この授業はどうだろうか…。
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これは、昨年度の6年生に行った授業。
いろんな意味で反響があり、自分も手応えのあった授業であった。
今年度は、3年生…
どうだ…いけるか…?
そんなことを考えて、いろいろと思案したが…
結局、やめた。
3年生ということは、今、9歳。
6年前は…3歳。
なんとも微妙な時期だ。
この子たちは、東日本大震災をどの程度知っているのか…。
知らないからこそ、伝えるべきこともあると思うが…
それは、この授業の形にこだわる必要はない。
そう判断して、やめた。
それに、きっと当時流れていたACのCMもピンとこないかもしれない。
昨年度の6年生が、ちょうど1年生のときに起きた震災。
もう今の小学生には、この授業案は通じないかもしれないな。
結局、国語を行った。
それはそれは盛り上がったので良かったが…
年が経つにつれて、その震災を知らない子たちと出会うことになる。
時の流れは…早いものだ。
いろいろと考えさせられた朝だった。