4月7日、参加してきた「Beyond Labo」に。
前回の読書会の初参加を皮切りに、この日が2回目。
参加の動機は、友人が主催しているから。
でも、今となっては、そこはもう関係ないかな。
「教師」という立場だからこそ、参加して得ることが大きい。
異業種の人たちと触れ合える機会って、なかなかない。
視野が広がるんだな。
この日は「政治」がテーマ。
以前の自分だったら、絶対にスルーしている。笑
その時点で、「政治」っていうもののハードルが高いんだよね。
だからこその参加でもある。
自分が持ち合わせていないテーマだからこそ、きっと何か得ることがある。
この「今の自分」そのものを1mmでもビヨンドしたい訳だ。
さて、今回の「Beyond Labo」での学びをアウトプット。
大きく言うと、3つの学びがあった。
1つ目は、「政治って、案外自分自身でハードルを高くし過ぎている」と認識できたこと。
もうね「政治」っていうワードだけで、拒否反応が出る感じ。
対話の時に、ある方も話していたけど、その瞬間に「思考停止」に陥る。
ちょっと自分たちとはかけ離れたところで存在しているイメージなんだよね。
だから選挙の日には「投票所に行って、投票用紙を選挙箱に入れる」ことが目的となっている。
もちろん、そこも決して“無駄”ではないと思うんだけど、なんか違う。
全然、政治のことなんか頭にないのに「義務だから」みたいな感じで投票。
それは超形式的な行為で、そこに「意味」はほとんどない状態。
果たして、その投票する行為に「自分の意志や願い」はあるのだろうか…?
いやいや…こう書いていて「ひどいな、俺」って思うんだけど、これが事実。
でも、社会科見学で国会議事堂の見学をしたり、選挙についての学習をしたりもする。
その時はめちゃくちゃ調べるけど、「授業」という視点で政治とつながっているだけであって、ここもなんかしっくりこない。
だから、やっぱり政治ってハードル高い!!!!!!
…って思ってた、ハラケンさんの話を聞くまでは。
でも、それって自分でハードルを高くしていただけなんだって分かった。
「(自分の最寄りの)駅の周りがどうなってほしいか?」
この問いには、食いつく。
というか、妻と結構リアルに話している。笑
あんな店ができたらいいなとか、これはいらないからそこに別の施設を作ってほしいとか…
これが、政治への「第一歩」になる。
そう考えたら、結構身近なところに「政治への第一歩」って溢れている。
「子育ての悩み」や「ラグビーW杯」のことには興味がある。
これも「第一歩」だ。
というか先にも述べた「政治の授業」も実は自分自身の「第一歩」になっている。
身近なところにたくさんあるよ、“政治”って。
でも、「政治」って言葉だけで拒否反応示しちゃっているから、もうそれ以上の思考は進まない。
勿体無い。
一度、政治へのイメージをぶっ壊そうと思う。
自分の興味のあるところを「第一歩」にして、ちょっとだけリンクしてみる。
あんまり大々的にやると、それもまた“負担感”になるから、本当にちょっとだけ…
この意識が出てきただけでも大きいでしょう。
政治って、雲の上のものでもないよ。
言っちゃえば、そこらに落ちている石ころみたいなもの。笑
いっぱいあるって。
よし、イメージをぶっ壊そうぶっ壊そう。笑
そんなところから始めてみよう。
そして2つ目は、「枠にハマらない」ということ。
1つ目の話と重なるけども、どうしても「政治」という枠組から突入しようとする。
でも、だからハードル高いんだよね。
もっと自然とゆるりと入っていって、その時点では「政治」の「せ」の字もないくらいがいい。
それで、気付けば「あ、これって政治じゃん」くらいの緩さ。
いつの間にか枠に片足を突っ込んでいる感じ。
これがいい。
「(自分の最寄りの)駅の周りがどうなってほしいか?」
この問いなんかは、まさにそう。
「政治」の「せ」の字も見えてこない。
こういうのがいいんだ。
それで、この「手法」は、日々の授業に活かせるってことにも気付いた。
というより、この手法が「言語化」「体系化」された感じ。
よーく考えれば、自分自身はよくこういう迫り方をしている。
社会(政治)に限らずね。
子どもたちは「遊んでいる」感覚なんだけど、実はそれってすごく学びになっているとか。
自然と身近な話題から、いつの間にか授業の「核心」に迫っていっているとか。
「あぁ、やってるやってる」って実感。
自身の感覚だったり無意識でやってたりしていたけど、そういうことだったんだ。
「枠から入らない」
言語化できたら、強いぞ。
これからは授業で“意図的・意識的”にバンバン活用できる。
自分の中では、これが一番の収穫だな。
結局ね、自分は何の話を聞いていても「授業」とリンクさせちゃう。
でも、それが大きな学びとなる。
やっぱり授業大好き。笑
こんな終着点。笑
そして最後に3つ目。
ビヨンダーのハラケンさんの突き抜け具合。
ここに感動した。
話の最初に、簡単な経歴紹介があったんだけども…
「政治」に関心があって、その関心や思いが実際の「行動」となっている。
どんなに強い「思い」があっても、それって「行動」に起こさないと、何の意味もない。
そんなことを考えさせられた。
ハラケンさんにとって「政治」、特に「若者と政治」っていうのは、核となるテーマで、それが強みでもある。
一点突破。
強みは武器になる。
突き抜けた先で、あの大女優である“広瀬すず”と会えるんだから、これもすごい。笑
最近の自分の課題なんだ、この「強み」って。
ハラケンさんに出会えたことで、そんなことを改めて感じた。
超刺激。
なんでもかんでも手を出せばいいってもんじゃない。
自身の強みをとことん強化していく。
じゃあ俺の強みは何なんだ…
と、結局ここに戻ってきちゃうんだけど…
それでいい。
ハラケンさんに刺激もらえたから。
強みを強化していって、一点突破することが、いかに自分をビヨンドすることに繋がるか…
実感実感、超実感。
あぁー、越えたい。
成長したい。
突き抜けたい。
ビヨンドしたい。
ブレイクスルーしたい。
そんな思いがじわじわじわじわじわじわじわ湧いてくる。
素敵な刺激と学びをありがとう。
また、次回も都合が合えば参加しよう。