【祭りの後の学び】WATCHAを終えて…①
京都で、ある大イベントが開かれることを知ったのは、今年の2月に入ってから。
「絶対、これ行きたい」って瞬間で思った。
でも、京都…
「ちょっと行ってくるわ」で済む距離じゃない。笑
熱意をもって、妻にお願いをする。
そして、友人にも自分の思いを伝える。
実は、この日はもともと予定していた学び場があった。
それをキャンセル。
色んな複雑な思いがあったけど、それでも行きたかった。
快く(?)承諾してくれた妻と友人に感謝。
自分がTwitterを本格的に始めたのは、今年に入ってから。
2月上旬にインフルエンザ(A型)にかかり、大変「暇」な時期があった。笑
そこで、色々とTwitterで発信。
そこからグングンと発信することの快感を覚え、のめり込む。
自分が発信してみると分かる。
この3人の影響力のデカさが…
でも、年齢とかキャリアは、そう大きく変わらないんだよなぁ…
一体、自分と何が違うのか。
今の自分とどれほどの「力の差」があるのか。
実際にこの目で確かめてみたい…!
それが、今回のWATCHAに参加した一番の動機。
尊敬する気持ちとともに、「挑戦心」みたいなものもあった。
別に「年齢」や「キャリア」で人を判断する必要なんてないんだけど…
そこが近いからこそ、切磋琢磨できる存在でもある。
ということで、3月27日が楽しみでたまらなかった。笑
さて、昨日のWACTHAを終えて…
3人の話を聞いて、きちんと振り返ってみたい。
「すごかった」
「刺激を受けた」
「心打たれた」
こういう熱量を感じられただけでも価値があるし、自分の内からエネルギーが湧き出てくるのも感じる。
でも、それだけじゃ勿体ない。
3人の話から、自分はどう「アクション」を起こすのか。
「WATCHAは自分の教師人生の転機だ」って言えるくらい、本当にそれくらいの感動を味わったんだけど、
実際に、ここから何か一歩を踏み出したいって強く思う。
まず、WANDER先生。
※こういった配慮が必要か分からないけど、あえての仮名で。笑
以下「W先生」とします。笑
W先生って、ある意味で、一番イメージ通りだった。
最初、駅で会った時に「自分、適当なんで」って言っていて、それが印象的。
この「適当」なところは、すごく武器だなって感じた。
自分には、ここが足りない。
圧倒的に足りない。
どうしても「周囲の目」を気にしてしまう。
だから、必要以上に気を遣う。
それが悪いわけじゃないとは思う。
でも、それが行き過ぎると、自らでチャンスを潰している気がする。
最近、このことは強く思う。
「自分、適当なんで」って言うことで、もっと気がラクになれるのかもしれない。
ある意味で自己ブランディング。
けど、WATCHA開催の直前や登壇した直後は、W先生もしっかりと緊張(?)しているのが伝わってきて、そこが超好感だった。笑
W先生の人となりが、とても魅力的。
「そりゃ、ファンが増えるわ」って納得した。笑
最初にある動画を視聴。
そこから“固定概念を崩してから”見たり聞いたりして学んで欲しいという趣旨を伝えていた。
この話があるかないかは大きい。
自分も、「W先生」がこれを話したことにより、さらに学ぶ意欲が高まった。
尊敬する気持ちが強い分、一種の「宗教的」な崇拝感が強まる。
一度、そのフィルターを外すことで、吸収できることが増すと思う。
W先生の話からは、大きく3つの学びを得た。
1つ目は、学級通信を学級経営の軸にしていること。
自分もある年に「学級通信で学級を創り上げた」って思える経験がある。
それだけ、学級通信が与える効果はデカイと思っている。
でも、その自分の実践や知識を遥かに超えたことをW先生はやっていた。
コミット感が半端じゃない。
超戦略的だし、スピード感もすごい。
事前に、実物の学級通信である「WANDER」を読んでいたので、目は通していて知っていたけど、
W先生の思いを聞くことで、通信を最大限活用していることがよく分かった。
「やるなら、とことん!」
そんな感じ。
どうせ発行するなら、とことんクラスや子どもたち、そして保護者にコミットしまくりたい。
来年度からの自分の学級通信は、一皮も二皮も向ける気満々ですよ…笑
超刺激を受けた。
そして2つ目は、実際にイラストを描いたこと。
これ、すごい。
W先生の伝え方も上手なんだけど、
本当に「おー、すげー、マジ掛けたーーー!」っていう達成感を味わうことができた。
この感覚を味わえたのは、あの会場で何十人といたはず。
そのイラスト技術を手に入れられたことも学びなんだけど、
それ以上に、その「達成感」や「成功体験」を“その場”で味わわせることが本当にすごいなと。
これは、日々の授業でも言えること。
子どもたちが、どんなに小さなことでも「成功体験」を積み重ねていけば、それは大きな成長となる。
初めて出会う100人規模の参加者にそういう経験を与えているW先生は、普段の授業でもそういう体験を子どもたちに与えているんだろうなと想像した。
これまたいい刺激。
改めて、その大切さを感じた。
最後に3つ目。
企業での取り組みをバンバン実践するということ。
「社会と教室をつなげる」という思いが溢れまくっている。
自分も結構ビジネス書は読む。
でも、これを「教育実践」に落とし込むことはなかなかできていない。
そこは、まだ自分にはハードルが高いんだけど…
すぐにできることとして、「学級通信上でのアウトプット」がある。
W先生の通信にも結構あったな。
読書で学んだことを、子どもにも保護者にも伝えていこう。
今まで、なんとなくそこに躊躇している自分がいた。
「こんなこと、子どもには難しいかな」とか、
「なんか、保護者にとっては“自慢”に思われるかな」とか、
そんな不安や心配があったのかもしれない。
けど、そこも「自分、適当なんで」で気にしないでいこう。笑
W先生、たくさんの勇気をもらいました。
ありがとうございました。