選挙に行ってきました。
実は、今日は6時過ぎには選挙会場に到着していました。
それは、「あること」を実際にこの目で確認するため。
実は、昨年度6年生を担任したときに、「選挙」に関心をもってもらうために授業をしました。(追記:雑誌「トークラインNO.469」を参考に行った)
その授業内容を実際に確かめるため、今日という日を待ち望んでいたわけです。
早く着きすぎた感は十分にあったけど(管理委員さんよりも早くに着いてしまった)いい経験になったので、報告します。
せっかくなので、授業形式で。
選挙権があるのは、何歳からですか?
これは、家に届く投票表紙(入場整理券)に記載されていました。
前回の参議院選挙より、18歳から投票できるようになりました。
選挙は、何時から何時までやっているのですか?
これも、投票用紙に記載されています。
午前7時〜午後8時ですね。
では、「午前7時」というのは、どこで確認するのですか?
実は、これが今回この目で確認したかったことの1つ。
選挙というのは、都内(全国)一斉に行うわけです。
この「午前7時」はどこの時計で判断するのか?
会場にある掛け時計なのか?
管理委員さんの腕時計なのか?
一番に投票する人の時計なのか?
実際、私は今日は6時過ぎに会場に着いていたので、もちろん1番手でした。
私の時計で「午前6時55分」になったとき、管理委員さんも腕時計をチラチラと確認していました。
そして、私の時計がちょうど「午前7時」になったとき。
…まだ、入れませんでした。(ずっと会場の入り口に立っていました。)
私の時計ではない。
けど、会場の掛け時計を見ても、「午前7時」になっている。
すると、先ほどから携帯電話を耳に当てている管理委員さんがいます。
よーく耳をすませて聞いてみると…
時報です!
ピッ、ピッ、ピッ…と時報がなっています。(本当に聞こえてきました)
どの会場でもきちんとこのように正確な時刻で開始しているのですね。
選挙会場に一番手に来た人には、ある特別なことがあります。何だと思いますか?
そして、もう1つ。
これを確認したかった…!
そのために6時過ぎから来ていたのです。
実は、「午前7時」になるちょっと前に、管理委員さんから次のことを言われました。
「一番にいらしている方に、投票箱の中身が空になっているか確認していただきます。」
やはり本当だったのだ!!
実際に私の目の前で投票箱が開けられて、中に何もないことを確認することができました。
これを「零票確認」というのですね。
このときすでに、10人以上の人が並んでいました。
みなさん、意識が高い…!
もしや、「零票確認」を狙っていたのか。
そういうこともあろうかと、早めに来ておいてよかった。
ちなみに、「零票確認に立ち会った」という証明のために、住所や氏名が控えられるようです。
これも記念ですね。
ということで、ずっと気になっていたことを実際にこの目で確かめることができました。
これで子どもたちにも「ちょっとした豆知識」として話をすることができます。
授業のネタにもなりますね。
いい勉強になりました。