【読書】ノート術について
昨日、ノート術の本を読んだ。
「結果を出す人」はノートに何を書いているのか 実践編 (Nanaブックス)
- 作者: 美崎栄一郎
- 出版社/メーカー: ナナ・コーポレート・コミュニケーション
- 発売日: 2010/06/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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これまでもノート術系の本はいくつも読んでいるが、今回は久しぶり。
というのも、私はこの1学期に2冊のノートを活用してきた。
今まではあまりノートとは縁がなかったのだが…
ここまで自分なりに「使いこなした」のは初めてかもしれない。
そういう意味でも、さらにノート術を深めたいと思って読んだ本。
これが、なかなかのヒット。
今後の自分のアクションプランが浮かんできたので、ここで整理していく。
1学期のノートの活用方法
まずは、これまでどのようにノートを使ってきたかを簡単に紹介。
1冊目は、「1日の構想ノート」だ。
これは、今、私が命名した。笑
基本的には、毎朝教室に篭って30分から長い時は1時間くらいかけて書いている。
1日の流れ(時間割)と、教材研究が主だ。
1日の流れについては、どんなことを指導するか、どんな話をするかなどの「作戦」を立てるイメージ。
そして教材研究については、「その日」に何をするかを書き出す。
ちなみに事前の入念な教材研究については「ほぼ日手帳」のデイリー欄を使っている。
そして、スキマ時間を見つけては、「やってみてどうだったか」「子どもたちの反応は」「気づいたこと」など、振り返りを青ペンで書き加えていっている。
だから、1日でおおよそ2ページ程度使うことになる。
これが「1日の構想ノート」だ。
そして2冊目が「思考整理ノート」である。
もちろん、これもついさっき命名したばかりだ。笑
これは、放課後に5分〜10分ほど時間をとって、今日1日を振り返ってのまとめを書く。
ただ「まとめ」とは言っても、その瞬間に“思っていること”を書いているだけなので、必ずしも1日全体を俯瞰しているわけではない。
これは、だいたい1ページびっしり書いているくらいの文字数だ。
1学期の始業式から、ほぼ毎日欠かさずに書いてきたので、これは「その日」の自分の思考がありのままに現れている。
いわば「日記」みたいなものかもしれない。
1学期は、このように2冊のノートを使っていた。
2学期からは…
先に紹介した本から得たことで、改善していこうと考えている。
基本的に2冊のノートは、そのまま同様に使っていこうと思っている。
しかし、教材研究については、これからはルーズリーフに移行してみようと思う。
初任の頃は、各教科で文庫本サイズのノートを用意して、それにびっしりと書いていた。
今は、1冊のノート、もしくは「ほぼ日手帳」のデイリー欄。
しかし、これでは「教科ごと」にまとめることができない。
1つの単元は、できるならば続けて書いていきたい。
そうすれば、次年度以降も、活用できる。
その点からいえば、ルーズリーフはスキャンしてデータとして保存することが可能だ。
こんな時こそ、スキャンスナップが大活躍する。
とりあえず、この夏に教材研究を進めていく際には、ルーズリーフでやってみよう。
ダメなら、また変えればいいのだ。
そしてもう1つ。
付箋を活用していこうと思う。
まずは「しおり」代わりに活用。
今、どのページかがすぐ分かるように。
そして「タスク」管理にも活用。
「1日の構想ノート」や「思考整理ノート」を書いていて、「次はこれ、やってみようかな」とか「こうしたらいいな」とかいうものが出てくるときがある。
それは、ノートには書き出してあるのだが、ページが進むにつれて記憶からも消えていく。
毎日見返せばいいのだが、現実、それは厳しい。
そこで、付箋を貼っておく。
いわば「ToDo」のようなもの。
ここでポイントなのが、付箋を貼る場所。
「しおり」代わりの付箋は、ノートの上に。
「タスク」代わりの付箋は、ノートに右に。
これで区別ができる。
これも、やってみてさらに改良できるならばやっていこう。
他にも、「収納ポケット」をノートの裏表紙に作るというものが気になったので、できるならばやってみようと思う。
先の本にも書いてあったが…
「学びは実行しないと身につかない」のだ。
何のために本を読むのか。
このあたりも改めて考えさせられた。
「ノート術」と聞いたら、なんだかワクワクする。
これが大切なんだろうな。
早速、文房具店に行って「ルーズリーフ」や「ノート」を購入してこよう。
そして表紙もアレンジしちゃおう。
ワクワクのためにね。