【読書】理解する努力
今朝は…寒い!
昨日は久しぶりの雨だった気がします。
いよいよ明日から新学期が始まります。
この冬休み、とにかく読書が充実しました。
現在のところ15冊の本を読破しています。
ただ、これをアウトプットして初めて意味を成す…。
ということで、
今日も1冊の本からアウトプット。
この本は、ずいぶん前に古本屋で買ったもの。
ちょっと「脳」について興味があったので、安さのあまり即買い。
最近になって、やっと読了しました。
その中で、印象に残ったところがあったので、紹介します。
以下、引用。
一枚の絵を見て、なんだかへたくそな絵だと思っても、ピカソが描いたものだとなれば、見方も変わってきます。
素人の目では、初めて見るピカソの絵がすばらしいとはまず判断できないはずです。
プロが見てすばらしいと言うことが、理解できるようになるには時間がかかりますが、それを理解しようとする努力も脳を鍛えていくことになります。
まずは権威者の意見を受け入れるところから、脳を鍛えるチャンスとして捉えてみましょう。
なるほどなるほど。
たしかに私なんかも、絵画については丸っきりダメで…
その良し悪しについては、全く分かりません。
ただし「ピカソの絵」と知ったら、「おぉ、すごい絵だ…」と思うことでしょう。
そして、引用の中にもあるように、「理解しようとする努力」というものは、必要だと私も思います。
この話、我々の教育現場にも当てはめて考えてみました。
結構よくある話かな…と思います。
やってもいないのに、否定したがる。
例えば、算数を教える時に、Aという方法とBという方法があるとします。
自分はAという方法で教えていて、Bの方法は「よくない方法」と否定する。
Bという方法をやってもいないのに…。
けど…
自分が尊敬する先生から「Bはいい方法だぞ、やってみろ」なんて言われたら、
きっとやってみるんだと思います。
権威者の言うこととなると、見方が変わってくる。
私が言いたいのは、
決してAやBなど、いろいろな方法を取り入れろ、いうわけではありません。
ただ、自分がやったこともないのに、初めから否定してしまうのはいかがなものかと。
その方法にはその方法なりの“良さ”が必ずあるはずなんです。
それを知る努力をしてもいいのではないかな、と思いました。
自分の幅を広げていくためにも。
やってみた上で、「うん、やっぱりBよりAの方法がいい!」と完全否定する方がなんだか気持ちがいいです。笑
話がだいぶぼんやりしていますが…
今、『学び合い』という方法が気になっています。
以前までは、完全否定派でした…。
『学び合い』について、何も知らないくせに。
もっと知る努力をしてみようと思っています。
結果はすべて子どもの姿を見れば、分かる。
子どもが成長できるか、子どもに力がつくか。
1つの手法にこだわりすぎるのではなく、いろいろな手法を知っている中で1つの方法を貫いていく方が、いい。
そんなことを考えました。
さて、これから仕事が始まってくると、こういう朝の時間も限られてくるようになります。
“やりたいこと”もたくさんあるけど、“やらなければならないこと”、いわゆる“雑務”も増えてくる。
「これはやらない!」と決めていくことも大切ですね。
まだまだ積読状態の本がいくつかあるので、それも厳選して読んでいこうと思います。