【イメージ】美容師さん、いい仕事しますね
「いやぁ〜、いい仕事するなぁ!!」と思いました、昨日。
髪を切りに行ったのです。
そこで仕上がった髪型を見て、心の中でそう思いました。
カットしてくれたのは、おそらく私よりも年下であろう男性店員。
カット中、私は目をつむっていたので、会話はほぼ無し。
カットする前に、「今日はどうしますか?」と。
「短く。短くしてほしい。」という私の要望に、いくつかの質問がされただけです。
仕上がった姿を見て、私のイメージと完全に一致。
素晴らしい仕事ぶりです。
イメージを一致させる。
これって、どの仕事でもかなり大事なことだと思います。
我々、教員の世界でも会議(話し合い)があります。
会議と言っても、学年で相談するレベルのものもありますから、時には2〜3人ということも。
その中で、お互いにどれだけイメージを共有できているのか。
「これで相手もわかっているだろう」と思うと、実は5割くらいしかこちらの意図を理解していないこともしばしば。
または言葉足らずで、全く別の解釈がされることもあります。
そういう時は、きちんと可視化すべきです。
話し合いの基となる資料があればいいのですが、毎回準備できなければ、話し合いながらノートやホワイトボードに書き込んでいきます。
それだけで「あっ、そういう意味ね」とイメージを共有できることが多くあります。
美容院で髪をカットする前にも、「こんな髪型にしたい」と写真などを見せるとイメージを共有できますね。
(昨日は写真も何もなく、言葉だけだったのにイメージが一致していたので、素晴らしく思ったのです)
イメージを共有するという点では、子どもの指導にあたるときも大切になります。
例えば、子ども同士のトラブル。
教師が間に入って解決するときに、お互いの言い分を聞きます。
教師がその現場を見ていなかった場合、そのときの様子がどれだけイメージできるかが大切です。
単に子どもの言葉だけを捉えるのではなく、できる限り頭の中で再現する。
そのために、時には、具体的に場面の様子を聞くこともあります。
子どもが怪我をした時などは、特に。
いつぶつかったのか、どこでぶつかったのか、誰とぶつかったのか、どうしてぶつかったのか、どのようにぶつかったのか…。
イメージする力。
身に付けていきたい力ですね。
さて、久々に短くなった髪。
どのようにセットすればいいのか。
私のイメージ通りにできるかどうか。
これは…技術の問題だ。笑