【居場所】当たり前に使っている椅子
こんばんは。
本日、我が家に帰ってきました。
2泊3日で、実家に息子と二人で帰省していたのです。
(親バカ丸出し発言をしますが)息子は実家では、とてもいい子にしていました。
その反動もあってか、帰宅してからは母親に甘えっぱなし。
3日間も母に会えなかったので、我慢していたのでしょうね。
とにかく、よく頑張っていました、我が息子。
ところで、我が家の食卓ではダイニングテーブルを使っています。
息子が使っている椅子は、こちらです。(色は違いますが)
この椅子は息子にとって、実はすごく大きい存在なんだなぁ、と感じました。
この椅子が1つあるだけで、息子の「居場所」となるんですよね。
息子にとっては、この椅子は「自分のもの」です。
食事の時間になったら、この椅子に座って「早く食べさせろ!早く食べさせろ!」と駄々をこねることがあります。
(実際は、こんなに言葉は喋れませんが、なんとなくのニュアンスで…)
その椅子が、息子にとっての定位置であり、自分だけの居場所になっているんですね。
当たり前のことですが、これってすごく大切なんだなぁ、と。
実家に帰った時には、もちろん息子用の椅子はないんです。
(年に2回程しか帰省しませんからね)
すると、食事の時間になっても「どこに座っていいの?」って顔をしているわけで。
「ここに座っていいよ」と椅子を差し出しますが、それは別の時間には父が使っているもの。
「僕だけのもの」ではないんです。
こういうところから、実家では、なんとなく「お客様感」があったのかなぁ、なんて思いました。
まぁ、あと2〜3日もいれば慣れてくるんでしょうけど。
これ、学校で考えても同じだなぁ、と思いました。
教室に、自分の机と椅子があるだけで安心する。
自分のロッカーがあるだけで安心する。
教室が、その子にとっての一番の安心できる居場所であるべきなんだなぁ、と。
もちろん、「もの」だけがあればいいって訳じゃないです。
安心できる居場所つくり、とっても基本的なことなんだけど、改めて考えるよい機会になりました。