【合言葉】姿勢をよくする3つの方法
授業中、子どもたちの「姿勢」が気になるときがあります。
そんなとき、「姿勢をよくしなさい」と言うこともあることでしょう。
(私もたまに言います)
しかし、この「よくしなさい」とは、具体的にどうすることなのか?
もしかしたら、子どもたちにとっては、1人1人で解釈の違いがあるかもしれません。
そこで私は、子どもたちの「姿勢」が気になるとき(特に学期初めの頃)には合言葉を言うようにしています。
「背筋ピッ」
背筋をピッと伸ばす。
そのままですが、指示は短い方が伝わりやすく、反応もいいです。
慣れてくれば、「ピッ」だけで通じます。
「ピンピタグー」
「ピン」は、背筋をピンと伸ばすこと。
「ピタ」は 、足を床にピタッとくっつけること。足をぶらぶらしているときもありますからね。
「グー」は、机とお腹を握りこぶし1個分(グー)空けること。
これらを最初に教えます。
そのあとは、「ピンピタグー」の合言葉で指示できます。
こちらも慣れてくれば、例えば、足の位置が気になるときには「ピタ」と分割した指示だけでも通じます。
「チョコペタピン」
「チョコ」は、椅子にちょこっと腰掛けること。たまにぐで〜っともたれかかっていることがありますからね。
「ペタ」は、 足を床にペタっとくっつけること。
「ピン」は、背筋をピンと伸ばすこと。
先ほどの「ピンピタグー」と似ています。
「ピンピタグー」か「チョコペタピン」は、どちらかの指示に徹底した方がいいと思います。
これらの合言葉を教えるときに、「なぜ姿勢はよくしないといけないのか」という、そもそもの理由を一緒に考えたり、説明したりします。
「先生がそう言うから…」では、ただただやらされているだけです。
「姿勢をよくする」ことの価値を伝えていくことも大切です。