最笑はGOOD!〜ちょっとBigな教師のブログ〜

小学校教師であり、二児の父でもあります。日々のちょっとしたこと、気ままに書いていきます。「最」高の「笑」顔を目指して!最笑はGOOD!(さいしょはグー)

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その立場になって、初めて分かるのだ。

人は、その立場になって初めて分かることがある。
 
それまでは“分かったつもり”なのだ。
 
どんなに理解しようとも、やはりその立場になって経験すること、感じることがある。
 
 
 
例えば、学年主任。
 
私は、初任校では学年内で常に「下っ端」であった。
 
つまりは、学年の同僚が全員「先輩」なのだ。
 
だから、学年主任をやることはなかった。
 
当時は「もっとこうしたらいいのに…」と思うことが常々あった。
 
決して“不満”とまではいかなくても「なんだか効率が悪いよなぁ」なんて思うこともあったのだ。
 
異動を経験して、小規模な学校にきた。
 
そこで初の学年主任。
 
うまくいかないことがたくさん。
 
一番難しかったのは…
 
相方の気を伺うこと。
 
言い方は変かもしれないが、嘘ではない。
 
やはり学年というチームでやっていく以上、相方とうまくやっていきたいという思いはある。
 
そのため、自分一人で突っ走るわけにはいかない。
 
でも、そのバランスが難しい…。
 
結局、私は異動1年目はうまく関係性を築けなかった。
 
今年は学年主任2年目。
 
相方との相性もあるが…
 
昨年度よりはうまくやっている。
 
その時、ふと思う。
 
初任校で組んだ学年主任の言動…
 
これらは全て、同僚を思ってのことだったのだ。
 
絶対そうだ。
 
今なら、分かる。
 
「効率が悪いなぁ」なんて思っていた私だが…
 
違う。
 
我々に気を遣っていたのだ。
 
いや、気を遣っていたことは分かっていた。
 
けど当時は「そんなに気を遣わなくても、主任なんだからどんどんやっていけばいいのになぁ」なんて思っていた。
 
違う違う。
 
やっぱり気を遣ってしまうもんなんだ。
 
チームとして機能させていくには…
 
もっと言えば、コミュニケーションの重要性。
 
ここを何より意識していたんだと思う。
 
 
 
人は、その立場になって初めて分かることがある。
 
教師というのは、その多くが「学業」が優秀だったに違いない。
 
小学校時代、よっぽどの「落ちこぼれ」だった方も中にはいるかもしれないが…
 
おそらく少数派だろう。
 
多くは、勉強ができる方だった。
 
そう考えると…
 
「勉強ができない子」の立場って、分からない。
 
誤解がないように言っておくが、「理解」しようとは努める。
 
けど、その立場になって初めて分かること…
 
その立場になったことがない教師は…
 
限りなくそういった子の思いに近づくことはできるだろうけど…
 
100%共感することなんてできないんじゃないかと思っている。
 
だからこそ…
 
自分の「価値観」を一度捨てる必要もあるのかなと。
 
捨てると言っても、失うわけではない。
 
空っぽになって見てみる。
 
児童理解、なんて言うけど…
 
本気で理解しようと思うのなら、とにかく色々やってみるべきなんだろうな。
 
その子の立場を理解することはできるけど…
 
完璧に分かることはできない。
 
だからこそ、最大限の努力をする。
 
最近、そんなことを思う。