【温かさ】プール掃除
来週から「水泳」が始まる。
昨日、放課後に1時間ほどかけてプールの中の掃除をした。
プールの底や水面に小さいゴミ(植物や虫)が浮いているのだ。
その作業をしていて、思い出した。
前任校での話。
2年目〜3年目は水泳主任ということもあり…
毎年、水泳の時期は、毎日欠かさず朝7時〜8時までプールの掃除をしていた。
1時間もかければ、ある程度は綺麗になる。
一番大変なのは、月曜日。
土日にゴミがたまるのだ。
だから、月曜日に限っては6時半〜8時頃まで行っていた。
前任校では、2年目〜5年目まで4年間(水泳の時期は)毎日行っていた。
一人で。
そう、一人だったのだ。
校舎とプールは離れていたので、誰も気づかなかったのかもしれない。
別に…誰かに認めて欲しくて掃除をしていた訳ではない。
教員1年目のときに、先輩から「こうすべきだ」ということを教わったのだ。
ある意味では、それを忠実に行っていた。
けど、年数が経つにつれて、それが“子どもたち”のためであることが分かってきた。
だからこそ、毎日行った。
やらないと…
プールが汚い。
昨日は、5人ほどでプールの掃除をした。
前任校に比べれば、非常に小規模なところだが…
チームワークはいいのだと、改めて感じた。
たった一人で行っていたプール掃除。
昨日は、なんだか“人”の温かさを感じた。