【考え方】専科の授業
気付けば、金曜日。
今週は、なかなかリズムがつかめなかった。
なんだか体が地味に疲れている。
月曜日の朝は気持ちが上がらない…なんてことは珍しくはないのだが、
今週は、毎朝気持ちが上がらなかった。
なんだろうなぁ。
今日は、学校でのとある出来事について書く。
先日、専科の先生に「最近、クラスの子たちが少し落ち着かないんです」とご指摘いただいた。
ちなみに、小学校では(学校や地域によるが)図工や音楽などは、担任ではなく、その担当教員が授業をすることがある。
その先生を「専科の先生」と呼んでいる。
「クラスの子たちが専科の授業で落ち着いていない」という事実。
これを聞いた時、私は色々な感情が浮かんできた。
以前の私なら
それは、専科の先生の授業力が低いからでしょう。
授業が魅力的であれば、子どもたちは夢中になります。
「落ち着かない」というのは、きっと授業に何か問題があるのではないですか?
…と、こんなことを面と向かっては絶対に言わないが、これに近いことを内心思っていた。
いやいや、なんとも上から目線…笑。
若気の至りです、許してください。笑
もちろん、担任が毎日行う授業と、専科の先生が週に1回しか行わない授業では、条件が違う。
が、本当に力のある先生なら、そんなことは関係なく、子どもたちを惹きつけるに違いない。
現に、とある図工の先生は、子どもたちのハートを授業でつかんでいた。
だからこそ、以前の私は、「専科で我がクラスの子どもたちが落ち着かない」という状況があっても、それは専科の先生の責任でしょう、と思っていた。
もちろん、大前提として、自分の授業のときは落ち着いているということが絶対だ。
今の私なら
それは、担任である私の問題。
いうなれば、担任としてクラスの子どもたちの“しつけ”の問題である。
担任の目から隠れるようにして、好き勝手やっている子どもたちがいるとするならば
それは許さない。
専科の授業だからといって、羽を伸ばしているのだとすれば、
それは大間違い。
そういう態度で専科の授業に臨ませている担任の責任である。
ただ…以前の私の意見を全否定するわけではない。
ただ、根底はやはり担任の責任なのだ。
こういう話になると、言いたいことはたくさんあるのだが、
今日はここまで。
以前の私と、今の私。
というよりも、去年までの私と、今年からの私。
大きく変わった。
1つのことに縛られていてはいけない。
ちなみに、今回の件では、子どもたちに専科の授業の前にちょっとだけ話をした。
事前にどんな手立てを打とうか…色々と考えた。
こういうことを考えるのは、実は楽しい。
こうやっていくつかの手立てを考えられるようになったのも、ちょっとした成長ではないだろうか。
結果として、専科の先生からは「子どもたちはガラッと変わりました」と言われた。
子どもたち、やればできるのだ。
今週は疲れた。
けど、これから成績のシーズン突入だ。
もう一踏ん張り…。