【学び】対極を学ぶ
誰かと意見が合わない時。
反発するのは、簡単だ。
たとえ、口には出さなくとも、心の内で否定や反対はいくらでもできる。
しかし、それでは前には進まない。
自分と合わない意見が出てきた時。
自分なりにどのように「理解する」か。
どう捉えていくか。
そこが大事なのだ。
合わない意見は、自分にとって決して無駄にはならない。
今後の自分に活きてくる。
それは、そのまま受け入れていけ、という意味ではない。
先日、授業の方針で「Aという方法をすべきだ」という意見が出てきた。
これまでの私はAという方法には絶対に反対であった。
しかし今回、私はそのAの方法で授業を行わなければならない。
もちろん、そんなことを無視してやるのもできるのだが…。
折角の機会なので、 Aという方法について、4〜5冊の書籍を読み込んでみた。
結果。
やはり、私はAという方法には反対である。
しかし、Aについて以前よりグンと詳しくなった。
単なる「食わず嫌い」ではなくなったのだ。
Aの良さも理解しながら、それでもやはりAに反対なのである。
これは、自分なりに一歩成長したかなと感じている。
「嫌だ」「嫌いだ」と言って、それを無視することだってできる。
しかし、自分をさらに高めていくためには、
あえて「対極」となるところを学ぶのもいいのだと思う。
そんなことを、今回学んだのだ。