最笑はGOOD!〜全力で前に突き進む〜

小学校教師であり、二児の父でもあります。日々のちょっとしたことを気ままに書いていきます。「最」高の「笑」顔を目指して!最笑はGOOD!(さいしょはグー)

MENU

【カッパ】私が子どもの頃に信じていた話〜続編〜

私が子どもの頃、コウモリは存在しない生き物だと信じていた。

 

taka-ichi-sensei.hatenablog.com

 

その続きである。

 

 

 

「コウモリは存在しない」と信じていたことと並行して、もう一つ、信じきっていたものがあった。

 

 

 

当時、私が小学生だった頃、虫捕りが大好きであった。

 

今でこそ、虫には積極的に近づかなくなったが、当時は虫かごを持っては、家の周りを駆け回っていた。

(田舎なので、そこら中にいろんな虫がいた)

 

そんなある日、私は、ちょっと大きめの生き物を捕まえにいこうとしていた。

 

それまでに捕まえた一番大きなものと言えば、「オニヤンマ」であろうか。

 

あれはあれで、デカかった。

 

しかしその日に狙っていたものは、もっと大きい。

 

しかも、当時の私は、まだ本物を見たことがなかった。

 

「捕まえに行く」というより「見つけに行く」といった感覚なのであろうか。

 

夏にカブトムシを探しに行く、あの感覚だ。

 

いつものように、虫かごと網を持ち、玄関先で母親に言った。

 

 

 

「ちょっと、沼に行って、カッパ捕まえてくる」

 

 

 

家から10分もしないところに、小さな沼がある。

 

そこならカッパがいるだろうと思っていた。

 

しかし残念ながら、その日はカッパは見つからなかった。

 

それから数回、カッパを捕まえに何度か沼に足を運んだ。

 

先にも述べたように、普段は家の周りに十分すぎるほどの生き物がいるのだ。

 

しかし、カッパは沼に存在する。

 

そのため、10分ほど歩かなくてはならない。

 

いつの日か、捕まえに行くのを諦めてしまった。

 

 

 

そして月日は流れ…いつの日だっただろうか。

 

カッパは妖怪だということを知った。

 

 

 

先日、家族で「かっぱ寿司」に行ってきた。

 

今の回転寿司は、うどんのような麺類もあるから、小さい子どもがいても食事に困らない。

 

うちの息子も、かっぱ寿司が大好きだ。

 

いつか、息子と沼に冒険へ出かけようと思う。