【今ある自分】過去の自分の積み重ね
子どもの頃、たくさんの夢を抱いた。
「探偵」になりたいと本気で思った時期もあった。
今、思えば懐かしい。
もしも「探偵」になったら…なんてことを考えて妄想を膨らましていたものだ。
話は変わるが、最近街中でスケボーに乗っている若者をよく見かける。
つい先ほど(22時過ぎ)も、夜道をスケボーで走る若者とすれ違った。
確かに、歩いたり下手に走ったりするよりは、断然早いだろうし、楽なんだろう。
自転車にはスピードではかなわないが、手軽さという点ではメリットが大きい。
実のところ、私も中学生の頃にスケボーにハマっていたことがあったが、街中をスイスイ走ることはなかった。
移動手段ではなく、遊び手段のスケボーであった。
今の若者の間では、スケボーは移動手段として確立しているんだなぁ。
そして、スケボーに乗っている若者を見るたびに、よく思うことがある。
コナン君に影響され過ぎだろう、と。
ご存知だろうか、「名探偵コナン」を。
コナン君は、スケボーを自在に乗り回して、ときにはスケボーで犯人を追跡することもある。
街中でスケボーに乗っている若者が、果たしてコナン君に影響を受けたのかは、実際のところは分からない。
が、恐らくスケボー少年の8割はガッチリ影響を受けているんだと(勝手に)思う。
「コナンって、アニメだぜ?しかも子どもが見るようなアニメだ。そんなものに影響されてるのかよ。笑っちゃうぜ。」
そう思われる方はいらっしゃるだろうか?
どうか、笑わないでいただきたい。
何を隠そう、私も、
コナン君にガッチリ影響を受けて
探偵になりたいと思ったのだから。
あの頃は、本気で探偵に憧れた。
いや、ただの探偵ではない、「名探偵」だ。
コナン君のように、難解事件をズバズバと解決していきたかった。
たくさんの妄想を膨らました。
が、いくら妄想といえども、「殺人事件」というものは現実的ではなかった。
だから、「給食の牛乳をこぼした犯人は誰だ」とか、
「机に落書きをした犯人は誰だ」みたいな事件をズバズバと解決していき、注目を浴びていた。
(そんな妄想だった)
そんな私も、今は「教師」をやっている。
世の中、何が起こるか分からない。