最笑はGOOD!〜全力で前に突き進む〜

小学校教師であり、二児の父でもあります。日々のちょっとしたことを気ままに書いていきます。「最」高の「笑」顔を目指して!最笑はGOOD!(さいしょはグー)

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【学び】お笑い芸人

半年ほど前の話になるが、都内で行われた「芸人に学ぶ 子供達を惹きつける方法」というようなセミナーに参加した。

 

なんと、そこにはパンサーしずるといった有名芸人さんたちがいて、その方と一緒に劇を作っていった。

間近で見たプロの芸人さんたちから、学んだことをまとめてみた。

 

 

学び①

芸人さんの返し(ツッコミ)のレパートリーが豊富


参加者我々の言葉に対して、芸人さんたちは一回一回ツッコミを入れてくれた。

その数はリハーサルを入れても20回以上。

全てが違うツッコミで、しかもその場での返しだった。

さすがプロ。(ちなみに、私が一緒に劇作りをしたのはしずるさんでした。)

このことは教師にとっても大切なことだと感じた。

クラスには30〜40人の子どもたちがいる。

例えば、その子たち一人一人に違ったほめ言葉を言えるようでなきゃプロの教師ではないと痛感した。

芸人さんたちには「ツッコミのレパートリー」が豊富にあるように、我々教師も「ほめ言葉のレパートリー」をたくさん持ち合わせていないといけないな。

 

 

学び②

キーマンを見つける洞察力がピカイチ


グループごとに劇をしたが、そのグループの中で『誰をいじれば笑いがとれるか』を瞬時に判断していると感じた。

初対面ではあったが、見た目や雰囲気から伝わるものがあるのだろう。

実際に、ある人をいじって、笑いの渦を巻き起こしていた。

教師も同じだと思う。

そういった視点で子供の本質(のようなもの)を見極められることが大切だ。

「子どもを見る目」とでもいうのだろうか、そういうのを鍛えていかなくては。

 

 

学び③

バカになる


参加者の前に登場した習慣から、観客の目を惹きつけていたのはさすが芸人さん。

声の張り、歩き方、間の取り方、細かい仕草など、その一つ一つに技術があるように感じた。

これは経験値もあると思うが、教師も同様。

授業の出だし、朝一番の声かけなど、子供を惹きつけるような技術が大切だと思った。

そこには「恥ずかしさ」のようなものがあってはいけない。

思いっきり心を解放することも時には必要だろう。

 

 

以上3つの学び。

この学びは、そのセミナーの中で話があったわけではない。

あくまで私が感じたことです。

『芸人さんから何が学べるか』という視点でセミナーを受けたので、単に「楽しかった」で終わらずに、よい学びを得ることができた。