最笑はGOOD!〜全力で前に突き進む〜

小学校教師であり、二児の父でもあります。日々のちょっとしたことを気ままに書いていきます。「最」高の「笑」顔を目指して!最笑はGOOD!(さいしょはグー)

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【紛失】家の鍵を失くした話〜3〜

 続き。

 

前回までのお話はコチラ。

taka-ichi-sensei.hatenablog.com

taka-ichi-sensei.hatenablog.com

 

 

 

雨の中の捜索。

「交番に落し物として届けたから、もういいか」

という思いには全くならなくて。

むしろ、「誰かに拾われて、家に侵入されたらどうしよう」という不安が大きかった。

そうなっては帰れまい。

 

…が見つからず、雨も降っているし、効率があまりにも悪いということで、続きは明日の朝に持ち越し。

こんな夜中じゃ、仮に落ちていても誰も拾わないだろういう自論。

 

結局、帰宅したのは10時過ぎ。

そこから夕飯を食べ、風呂に入り、眠りにつく。

その間、ずーっと気分は最悪。

しかし、今は体力を温存するしかないのだ。

 

 

ちなみに、これは7月上旬の話。

もちろんこの翌日も出勤なわけで。

教師ならわかるかもしれないが、この時期はまさに諸帳簿との格闘の時期。

 

目覚ましを3時にセットする。

明日は4時から捜索活動を再開するのだ。

 

 

 こういう日はきちんと起きれるもの。

3時に起床。

気分は相変わらず最悪のまま、朝の支度。

4時前には家を出る。

あたりはまだ薄暗い。

この日、見つからなかったら、家の鍵を工事して変えてもらわなければならないだろう。

 

まず向かったのは、昨日の交番。

すると、昨日のお巡りさんがいた。

夜勤だったんだな、お疲れ様です。

「昨日鍵を失くした者です。(これで通じたらしい)鍵は届いていませんか?」

この時点でもこの交番には届いておらず。

しかし、昨日と同様に中央署だと思われるところに電話をしてくれた。

が、マッチングせず。

 

そこで、改めて他の交番の場所を聞いてみる。

地図を広げて、職場までの道のりで近くに交番はないか探してみた。

 

すると、昨日通った道からは300〜400m離れていたが、交番があるという。

ひとまずそこを目指して、昨日の道を自転車で進み始めた。

早朝ということもあってか、車はほとんど通らず。

探しやすい。

…が、見つからない。

 

諦めモードで、先ほど言っていた交番へと向かう。

「昨日、鍵を落としたんですけど、届いていませんか?」

 

お巡りさんが奥の部屋に行き、なにかごそごそ。

「これじゃあ、ないよね?」と一つのビニール袋を見せてくれた。

 

 

 

それ!

 

 

あった。

あったのだ。

世の中、捨てたもんじゃない。

誰かが拾ってくれていたのだ。

気分が一気に上昇。

実際に手元にくるまでに、なんだか面倒くさい手続きがあって、すぐには返してもらえなかったけど、そんなことは関係ない。

目の前に、あるのだ。

ずっと追い求めていた、鍵が。

 

現在、朝の5時。

この日は、そのまま職場へと出勤。

もちろんまだ誰もいないけど、最高の気分であった。