【紛失】家の鍵を失くした話〜1〜
誰にだって、1つや2つ、ものを失くしたことがあるのでは?
私にもある。
先日、家の鍵を失くした。
今だからこそ、こんなにあっけらかんと書いているが、その時は、この世の終わりかと思うくらいひどく落ち込んでいた。
2度と同じ過ちを犯さないため、そして、ここから学んだことを伝えるために、自分の備忘録としても書いていこうと思う。
その日は、仕事もひと段落して、早めの帰宅になる予定だった。
5時過ぎ頃には職場を出ていた。
家までは自転車で7Kmほどあるので、時間にして25分くらい。
しかし、この日に限って、TSUTAYAにCDを返さなければならなく、普段とは別の道で帰宅したのだ。
この道が後ほど厄介になるのだが…。
15分ほど自転車で進み、TSUTAYAに着き、CDを返し、さあ家へ…と思った時。
お尻のポケットに手をかざすと、
鍵がない!!
実は、私、普段から家の鍵をキーケースに入れていて、帰宅時には、ズボンのお尻のポケットに入れているのだ。
なぜかって、家に到着したときに、わざわざカバンから鍵を出すのが面倒臭い。
それに、生まれてこの方、鍵を落としたことがない!
そんなもんだから、なんの不安もなく、この日もお尻にキーケースを入れていた。
そのキーケースがないのだ。
周りを探してもない。
TSUTAYAに入って探してもない。
念のため、カバンの中を探してもない。
ここで初めて「あ、これ、どこかに落としたな。」と確信した。
とりあえず、まだ日も出ていて明るいので、職場までの道を戻ってみる。
よく目を凝らして見てみるが、それらしきものはない。
しかも、この日に限って、いつもとは違う道。
この道がとても狭い!
しかも、狭いのに、バス通りとなっていて、交通量が激しい!
これでは、じっくりと探せない。
けど、「この道ではないかもしれない」と思い、先へ先へと進む。
結局、職場まで戻ってきたが、見つからなかった。
日もだんだんと落ちてきて、あたりは薄暗くなる。
ここで初めて家へ電話をかける。
とりあえず、もう少し探してみるので帰宅が遅くなるということ。
そして念のためにも、家の内鍵もしっかりロックしておくこと。
それを伝えて、再びTSUTAYAまでの道を進んだ。