【読書】「子どもが伸びる102の授業術」その7
こちらの本を読み、学びをアウトプット。
『導入で「はてな、おかしいな」と思わせれば子どもは熱中する』
これは、よく分かる。
私は教育実習のときに、このようなことを指導教官に教わった。
子どもたちの持っている概念をぶち壊すことから授業は始まる…
そのようなことをおっしゃっていた気がする。
それ以来、この考え方は大切にしている。
私の恩師である、中学校の理科の先生もこのような授業を行っていた。
(今は小学校の先生をされている)
一見、当たり前に思えることを、全然違った観点から切り込む。
「あれっ…?」と思えば、「なんでだろう?」という疑問が浮かび、興味が湧く。
いかに子どもたちを惹きつけるか。
やはり、授業の導入というものは大切なのだ。
【読書】「子どもが伸びる102の授業術」その6
こちらの本を読み、学びをアウトプット。
『体を通して考えさせると理解も早く忘れなくなる』
考える、というと「頭」のはたらきが全てと思うかもしれないが…
それだけではないだろうという話。
体を使うことで、理解や思考が促されることもある。
算数の問題を解決するとき、まず直面するのが問題の意味の理解、つまり題意の把握である。問題によっては一読しただけでわかるものもあるが、そうはいかないことも少なくない。このようなとき、問題の場面を再現し、体を通して理解させると効果的である。
本書では、「混み具合」の問題場面を実際に体験することで、その状況を理解することができると述べている。
確かに、「実際の体験」が伴うと、理解は促進される。
また、理解(記憶)の定着にも繋がると私は思う。
いわゆるエピソード記憶のようなものだろうか。
その時の体験した状況と学習が合わさって、記憶が強固になると思う。
また、体の様々な部位を使うことで、脳も活性化するのではないだろうか。
例えば、漢字を指書きで練習する場合。
①指を使う
②書き順を声に出す
③その声を耳で聞く
④情報を目で見る
体のいくつかの部位を同時に使う。
これもある意味では「体を通して考えさせる」ことにつながると思う。
【悪夢】期待と不安
今朝、夢を見た。
学級崩壊をする夢。
決して、荒れているのではない。
一見すると、普通の落ち着いた学級に見える。
しかし…
指示が全く通らない。
反応が非常に鈍い。
年に数回、こういった夢を見る。
いよいよ明日、子どもたちと出会う。
準備をしすぎて困ることはない。
「学級崩壊を起こさないために」
この観点だけで準備をしてしまうと、いつの間にか“受け身”の姿勢になってしまうことがある。
気持ちは強く…
けど、「学級崩壊」という最悪のケースを、あえて想定して準備に臨む。
「自分は大丈夫」と過信してはならない。
今、すごく不安な気持ちだ。
けど、それ以上にワクワクしている。
こんな気持ちになれるのは、この時期だからこそ。
期待と不安を、今夜は楽しもう。
「【読書】子どもが伸びる102の授業術」その5
こちらの本を読み、学びをアウトプット。
『昨日と明日の指導で今日の見学の成果が決まる』
社会科見学などで学習をする場合、あらかじめ「視点」を定めておくことは大切である。
例えば、3年生の学習で「スーパーマーケット」の見学がある。
「スーパーマーケットには、どんな工夫があるかな?」
これでは、弱い。
そもそも「工夫」とは、どんなものか?
漠然とものを見るのでなく、視点を定め、観察の重点を決めて、しっかりと見据える以外に方法はない。社会科や理科などで見学の際に、事前指導が必要不可欠なものとなるのは、このためなのである。
「工夫」という言葉だけでは、やはりまだまだ漠然としている。
「商品を売るための工夫」「お客さんに来てもらうための工夫」
こうなると、少しは視点が定まってくる。
事前指導の大切さ。
これが身にしみて分かる。
例えば、理科で「自然の観察」の学習。
「秋には、どんな自然があるだろう?」
このような発問をして校庭へ行くと、どうなるか?
これはこれで、個人的には楽しいのだが…笑
視点を定めるのであれば…
「秋にはどんな色のものがありますか?」
赤、オレンジ、黄色…おそらくそのような意見が出るであろう。
「本当に、それだけですか?」
この発問だけで、もっと探そうとしてくる。
大切なのは、事前指導。
少し話はそれるが、昨日、この本を読み終えた。
ここで強調されているのは、事前指導よりも、むしろ事後の指導。
こちらの大切さを述べている。
事前指導と評価。
これが一体になることで、教育は成り立つんだなと改めて思った。
【読書】『学級担任に絶対必要な「フォロー」の技術』
こちらの本を読了。